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片付けのノウハウを最も知りたいのは、ADHDの人ではないかとずっと思っていました。
収納アドバイザーとして著作もある知人に「発達障害向けの片付けの本をだそうよ」とすすめたりしていたのですが、反応が今ひとつ。
でも、ここに目をつけてくれた人がいました。
ご存知のかたもいらっしゃるかもしれませんが、西原三葉さんという方です。西原さんはご自身ADHDのため、特性がとてもよくわかっていらっしゃるんですよね。
ADHDの整理収納アドバイザー・西原三葉さん「部屋も生き方も片付けられなかった」の後半に片付けについて書かれています。
収納本によくある、「服や本などをまず全部出す」というのはダメだそうです。全部出すと、ADHDの人はパニックになって、結局すべて出しっぱなしで翌日を迎えることになるとか。
これ、確かにそうです。
発達障害・知的障害のある弟も片付けができずに、私が手伝ったとがあります。今思えば「全部出し」をさせたことは失敗でした。あきらかにパニックに陥っていましたね。それなのに、「あと、3ヶ月できれいにしないと、ゴミ屋敷になるよ」と脅してしまった、愚かな姉です。
全部出しが、こんなにストレスになるなら、私が口出しをせずに、好きにさせようと思いました。そして、手伝って欲しいときだけ呼んでくれれば、手伝いにいくということころで落ち着きました。
弟の片付け方をみていると、部分的に1箇所ずつ片付けています。たとえば、クローゼットの上の段だけをきれいにするというように。
西原さんも「少しずつ、できるところから」を提案しています。
そして、ごちゃごちゃになっているものを、種類ごとに分けて袋や箱に入れる。その中で減らせるものがあれば減らす式です。疲れたら無理せず休むというのもポイント。
また「絶対にリバンドしない片づけ法」はないといいます。これもそうですよね。生きて、日々生活していれば、物が増えたり、もとの場所に戻し忘れたりということはおこるわけです。
ADHDの特性をよくわかっているからこその片付けの考え方、参考になる人多いんじゃないでしょうか。
トビラコ店主
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