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トビラコへ、ようこそ
~店先で、ちょこっとおしゃべり~
お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
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「こたつに入ると足が消えたように感じる」という話を聞いたことがあります。自閉スペクトラム症の人に多いそうです。
「足が消える?」
そんなことってあるのかと、知り合いの自閉スペクトラム症の大人に聞いてみると、あると言われました。だから、こたつはあまり好きではないとのこと。
私たちは、こたつに入って脚が視界から消えても、自分の脚の位置をイメージすることができます。
でも、「脚が消えた」と感じる人は、自分の脚の位置をイメージできていないため、こたつの中で他の人の脚が触れると、とてもびっくりして、思わず声を上げてしまうとか。
これ、大人だから言葉にできるけれど、子どもの場合は言葉にすることができなくて、「違和感」があるだけなんでしょうね。こたつに限らず、座ると落ち着かなくなってしまって、そわそわとしてしまうという子もいます。
そわそわ感は、大人でも同じで、軽い羽毛の布団も気持ち悪くて苦手だそうです。
そこで、チェーンブランケットが役立つわけですが、もう少し日常的に使えるものとして、3キロの安心ひざかけが生まれました。自閉スペクトラム症のお母さんの協力を得て、重さや大きさを決めました。このひざ掛けの特徴は、足首まですっぽりカバーできるところです。ひざ掛けというと、ひざが隠れる程度のものが多いのですが、それだと足首のあたりが「そわそわ」するといわれました。そこで、足首にもしっかりと重さが伝わるような長さにしたのです。細かなことですが、聞いてみないとわからないですね。
3キロの安心ひざかけ」は、地味な商品ですが、必要な人に届いている感があります。重い布団じゃないと落ち着かないという子にはおすすめです。大人も使えます。
トビラコ店主
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