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トビラコへようこそ!
人の気持ちと気圧の変化が深い関係にあることを教えてくれたのは、神経科のお医者さんと特別支援学校の先生でした。この二人に共通項があるとすれば、神経が敏感すぎて困っている人や子どもを相手にしていることです。
その神経科のお医者さんの患者への第一声は「どうして、今日は来れたの?」でした。患者が「今日はお天気だったから」と天気を話題にするとカルテに「今日はお天気が良かったから来ました」とそのまま書きました。患者であったトビラコ店主が実際に見たので確かです。当時は、そんなことをなぜカルテに書くのかが不思議でした。
その後、その先生は勤めていた大きな病院の教授の椅子を蹴って伊豆に小さなクリニックを開きました。「自然と人間は一体である」という考えの元、東洋医療の道を選んだのです。だから人の気持ちが天候に左右されるということに関心があったわけです。20年以上も前の話です。
「人は宇宙に包まれて生きている」ということを教えられた時も、正直、医師の言葉としてどうなのだろうと思っていました。20年前、このようなことを口にする先生が、大きな病院の教授になれるはずもありません。
一方、特別支援学校の先生たちは、まさに現場でそれを痛感していたのです。台風が来る前日あたりから、子どもが落ち着かなくなったり、台風当日となるとパニックを起こしたり、泣き出したり。親もそれがわかっているので「先生、今日はうちの子大変だよ」と言って送り届けると聞きました。
機嫌が悪かったり、落ち込んだり。その原因が天候という身近すぎるところにあって気づかないことがあります。本当の原因に気づかないと別の原因を探そうとしてしまいます。親子関係に問題があるのではないかなどとね。
そしていろいろと考え込んでさらに落ち込んだりすることもあるでしょう。
でも原因が気圧の変動や天候という意外なところに隠れている場合があります。もちろん、そうじゃないことだって多々ありますが。
一度、天候と子どもの様子を照らしてみるのもいいかもしれませんね。どうも雨の日にぐずぐず言いだすとか、気温が急に上がったり下がったりするとパニックを起こしやすいとか。そうして観察してみて、もし、天候と大いに関係していそうだとわかれば、なるべくその日は親子でぶつかりそうなことは避けることができます。何かうまくいかないことを天気のせいにするのも大いにありです。ちなみにトビラコ店主は、先日の台風で久々に気分が重苦しくなりました。こんな時に最善の解決策、それは寝ることです。たっぷりと睡眠をとり、翌日は部屋を掃除したら、台風が去ったこともあり、気分が晴れてきました。
ま、ともかく、人は自然の変化と無関係には生きていけないということだけは、確かだと思います。
トビラコ店主より
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人気ブロガーのアマミモヨリさんが「きいて・はなして はなして・きいて トーキングゲーム」をブログに書いてくれました。おもしろくて、ためになる使い方です。
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