自動下書き
トビラコへようこそ!
「10数えたら出ようね」と親子で浴槽に浸かっている姿は昔も今も変わりません。
これってよく考えたら子どもに「見通し」を立ててあげているんですよね。
いつまで浸かって入ればいいのかの見通し。ゴールを見せてあげているわけです。
あまりにも身近すぎて、そして昔からあるので気がつきませんでした。
大人なら、適当に体が温まったら出ます。でも、小さい子にこの「適当」は通用しません。だから、10数えたり、20数えたり。ついでに数も覚えられます。
これって、いろいろなことに応用できます。例えば、歯医者さんを嫌がる子の中には、いったいいつまで口を開けてガマンすればいいのかがわからず不安になる子もいるでしょう。そんな時に、「10数えよう」とか「10を3回数えよう」とか言って、
「イ〜チ、ニ〜、サ〜ン・・・」とゆっくり数えながら、数えるリズムで子どもの体をトン、トン、としてあげてみてください。これを毎回繰り返していくうちに、落ち着いてくる子もいます。
どの子にも通用するかどうかはわからないのですが、トビラコ店主は妹にそれをすると、すごく落ち着いて治療を受けられるようになりました。
ゆっくり数えるというのと、それを毎回するというところがポイントです。
数を数えてゴールを見せてあげる、というのは他にも応用できそうですね。
トビラコ店主より
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人気ブロガーのアマミモヨリさんが「きいて・はなして はなして・きいて トーキングゲーム」をブログに書いてくれました。おもしろくて、ためになる使い方です。
http://ameblo.jp/amami-blog/entry-12282332914.html?frm_src=favoritemail
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トビラコが編集した本
【5刷決定!】『発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)
『発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)
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