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自動下書き

2017.08.24

トビラコへようこそ!
 

「読み書きが大変だから、宿題はしなくていいよ」という先生は、仕事を放棄していると思います。
読み書きが大変なディスレクシアであろうとなかろうと、その子の学年に応じた学力をつけてあげるのが先生の仕事です。
 
ところが、往々にして宿題を免除してくれる先生がいい先生と思われてしまうことがあります。
 
前の担任は宿題を大目に見てくれたのに、新しい担任は宿題もきっちり出さないと叱る。発達障害の特性を理解していない。というのはよく聞く話です。
 
でも、宿題を始め、他の子たちが当然やることを、いつもいつも免除していたら、その子の学力はどうなるのでしょうか。
 
宿題免除の担任は自分が担任の時だけよければそれでよし、その後のことは知らないよ、という先生だったのかもしれません。だって、宿題を出してほしくない親に文句は言われませんからね。「いい先生」のままでいられます。
 
宿題は免除しない、その代わりパソコンを使ってもいいよ、という先生であったり、キーボードを早く打てるようにアドバイスしてくれたり、何か別の方法を提示してくれるのが、本当はいい先生なのではないかと思うのです。
 
ディスレクシアは、わかりやすい例ですが、特性に応じた学力のつけかた、勉強の仕方を子ども自身が身につけられるように支援する。そんな動きに、学校はなっていくようです。ようやくか、という気がしなくはないですが、早くそうなってほしいですね。
 
子どもが本当に好きなのは、その場かぎりの甘いことを言う大人でなく、自分を成長させてくれる大人なんじゃないかと思います。

 
 

トビラコ店主より

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人気ブロガーのアマミモヨリさんが「きいて・はなして はなして・きいて トーキングゲーム」をブログに書いてくれました。おもしろくて、ためになる使い方です。

http://ameblo.jp/amami-blog/entry-12282332914.html?frm_src=favoritemail

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トビラコが編集した本

【5刷決定!】『発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)

発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)

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