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~店先で、ちょこっとおしゃべり~
お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
見えやすい障害に対して多くの人は寛大です。親切です。「お手伝いしましょうか」と声をかけてくれる人だって少ないながらもいます。
妹はダウン症、知的障害等々見えやすい障害の持ち主です。一緒に電車に乗ると席を譲ってくれる人がいます。身体障害ではないので、席を譲ってくれなくても大丈夫なんですが、ありがたく受け止めます。
タクシーに乗ると、なぜか「何にもないけど」と言いながら飴をくれる運転手さんもいます。好意ですからありがたく、飴をいただきます。
券売機で妹に切符を買わせると、隣で見ていた女性に「お手伝いして偉いわねえ」と言われたこともあります。そのとき、妹は40代。身長が低くて子供っぽい顔をしているので、そのような言葉が出たのでしょう。「ありがとうございます」と私は答えました。
皆さん、妹の障害については1%も理解していないと思いますが、それでもいいと思っています。
これまで、さんざんジロジロ見られたり、奇異なものを見る視線を痛いほど感じてきたので時代は変わったと思います。
あ、でも、急いで付け加えると、奇声をあげたり、走り回ったりする子は、見えやすい障害ですが、厳しい視線が注がれたりしますよね。なので、一概には言えませんが。
問題は、見えない障害の持ち主です。
発達障害と、ひとくくりにしていけないと思うのですが、さまざまな特性の理解はまだまだ進んでいないのが現状です。
疲れやすいのに「頑張ればできる」。
姿勢を保つのが難しいのに「だらしがない、やる気がない」。
感覚過敏なのに「わがまま」。
書字障害なのに「練習すれば書ける(読める)ようになる」。
などなど、ほんとに書き出すとキリがないのでこの辺りにします。
で、就学の話です。
障害のある子もない子も同じ場で学ぶ「インクルーシブ教育」は、日本の場合まだまだだと思うのです。
見えない障害について理解していない教師が多いのが現状。
通常級でも、周りの理解が得られてうまくいっているケースもあります。でも、クラスが変わって、担任が変わってもうまくいくとは限りません。担任次第でクラスというのはガラッと変わります。
教育雑誌を編集しているときに、嫌というほどたくさんの先生から聞きました。良くも悪くも、日本の学校は担任が仕切っている「学級王国」です。
このことを就学を考えるときは頭に入れておくと良いと思います。
トビラコ店主
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