自動下書き

～店先で、ちょこっとおしゃべり～

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「べき」や「〜しなくちゃいけない」を手放すとすごくラクになります。特に年末はね。
 
１）大掃除をすべき →忙てくやってられない人がほとんど。
 
２）年賀状を書くべき →上と同じ理由＋意味を見出せない場合も。
 
３）帰省すべき →人それぞれの事情あり。帰省したくない人もいる。
 
まだまだ、他にもあると思いますが、年末の３大「べき」が上記ではないでしょうか。
 
で、この「べき」って一体なんのための「べき」なんでしょうか。
 
１）大掃除なんて、何もこの寒空にやらなくても良いわけです。「今年の汚れ、今年にうちに」は名コピーとは思いますが、元々は平安時代の宮中で1年の煤払いが起源だそうです。それを、なぜ、宮中に無関係な我々が受け継がなくてはならないのでしょうか。
 
２）年賀状はラインやショートメールで済ませる人も増えました。私の70代の叔母もそうです。歳とると年賀状作るのが面倒というのがその理由。若くても年末の忙しい時にはかなりの負担です。
 
３）帰省（特に夫の実家）は、気が重い人も多いですよね。お互いに楽しめればそれで良いのですが、なかなかそうもいかない人にとっては、いろんな理由をつけてパスするのはありだと思います。
 

１）から３）までは、世間という多数派の人になんとなく合わせる「べき」という「なんとなく」なんじゃないでしょうか。
 
多数派に合わせようとすると、ストレスが溜まります。むしろ、大掃除よりも自分のメンテナンスを大切にして新年を迎えて方が良い気がします。

 
 

トビラコ店主

 

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