自動下書き
~店先で、ちょこっとおしゃべり~
お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
子育てはうまくいっている話よりも、うまくいっていない話をした方がいいケアを受けられます。
うまくいっていない話は、聞いてもらえるからです。心配もしてくれるし、アドバイスをしてくれるかもしれない。もちろん、余計なお世話的なアドバイスもあるけど、いいアドバイスもある。場合によってはいい専門家を教えてくれるかもしれない。共感してくれる人とも出会えるかもしれない。
心配してくれる人やアドバイスしてくれる人たちは、素人かもしれないけど「最初にケア」してくれる人たちです。最初にケアしてくれる人たちと出会えて、うまくいくこともあります。
『聞く技術 聞いてもらう技術』(東畑開人著 筑摩新書)を読んでいて、「最初にケアする人」の話が出てきて、目からウロコでした。私たちは、心のケアというとカウンセラー等の専門家を思いうかべてしまいます。でも、いきなり専門家ではなく、その前に気づけばケアしてくれる人たちがたくさんいますよ、という話です。
そういえば、編集者時代に連載を担当していた先生は、私と会うといつも第一声が「ああ、疲れた」「ああ、しんどい」だったので、こちらも「どうしたんですか?」「何かあったんですか?」と聞かざるを得なくて、しばらく先生の話を聞いていました。そうしてから取材を始めたのです。有名な先生だったので、表向きにはエネルギッシュに振る舞い、とても「ああ、疲れた」を連発するようには見えなかったと思います。でも、編集者たちに「ああ、しんどい」と言い、「どうしたんですか?」聞いてもらうことで、ケアしてもらっていたんだと気づきました。私も意識はしていなかったけど、ケアしていたんですよね。
まず、うまくいかない話をした方が、結局自分のためです。話を聞いてもらうだけでスッキリすることってありますからね。カウンセラーはそれを専門的にしている人たちです。でも基本は「聴く」です。
聞いてもらえる人になることは、ケアしてもらえる人になることなのです。その代わり、自分も余裕があるときはなるべく「聞く」側に回ることも大事かと。聞いてもられえた人は、聞く人になれると、この本の著者は語っています。
トビラコ店主
********************************
小学館子育てサイトHugKumでトーキングゲームが記事になりました。
ひきこもり少年の心を開いた「トーキングゲーム」。子どものホンネを引き出し、3万人以上に愛される秘密とは
Twitterはこちらから
Facebookはこちら
LINE@はこちらから。イベントのお知らせなどもしております。
*******************************