自動下書き
~店先で、ちょこっとおしゃべり~
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「クッション言葉」があると、ギスギスしなくなると教えてくれたのは、菊池省三先生です。
菊池先生は、山口県での小学校教師時代に、学級を安心できる場にするためにさまざまな実践をされていました。たとえば、相手のいいところを見つける「ほめ言葉シャワー」は教師の間では有名です。
言葉のやりとり一つでクラスを変えてきた、菊池先生ですが、「クッション言葉」も子どもたちに推奨していました。
「クッション言葉」とは、文字通りクッションになる言葉。相手に直接ぶつからず緩衝材を役目を果たしてくれます。
たとえば人の前を通って先に行きたい時に「前を失礼します」というひとことがあると互いにギスギスしないというのです。
劇場などでもそうですよね。座席に座っている人たちの前を通らなければならない時に、何も言わずに通るのと「ちょっと失礼します」と軽く会釈して通るのではだいぶ違います。
「今後、気をつけます」もクッション言葉かもしれません。
職場で、上司に注意されたとします。新人はミスをするのは当たり前です。注意されて憮然としているよりも、「今後気をつけます」と一言あると印象が全く違ってきます。
軽度知的障害の弟が、これから向かう職場の上司から携帯電話で注意(というか、お願い)されているのを聞き、弟にクッション言葉がないのに気づきました。
上司は声の大きな人なので、携帯越しに聞こえてきます。決して感じの悪い人ではなく、むしろ十分に気遣って、「これからは、こうしてほしい」というお願いのような口調でした。
それに対して、弟は憮然とした口調で答えていたので、電話を切った後に、「今後、気をつけます」の一言があるといいよ、と教えました。
聞いてみると弟に100%否があったわけではありません。でも、配慮が足りないために相手を不愉快にさせてしまいました。そこで上司が間に入って、「今後のお願い」として「穏便にすませましょうよ」と電話をかけてきたわけです。私が上司でも同じことを言うでしょう。
謝ることができにくい内容だったかもしれません。でも「今後、気をつけます」の一言はあってもよい場面です。
クッション言葉は、いくつかのバリエーションを覚えておくと良いかもしれません。これもスキルのひとつです。
「前(後ろ、横)を失礼します」
「ちょっと、通しください」
(いきなり話しかけるのではなく)「いま、ちょっといいですか」
(謝るかどうか微妙な時に)「今後、気をつけます」などなど。
クッション言葉のマニュアル本があっても良いかもしれませんね。
マニュアルは、とかく批判されますが、マニュアルでもいいからクッション言葉は覚えておいた方が良いと思います。相手との潤滑油になります。
トビラコ店主
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