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2023.04.19

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。


 
実家の近くに特別支援学校があります。その学校の向かいは大きな公園です。
 
大きな木が林立する公園は明るく、休日は犬の散歩をさせる人やキャッチボールで遊ぶ親子たちで賑わいます。
 
昨日は、平日だったので公園には人があまりおらず、特別支援学校の生徒数人と先生二人がキャッチボールをしたり、ボールをバットにあてたりして遊んだりしていました。「遊び」というと語弊があるかもしれません。授業の一環だったと思います。
 
やりたい子だけがキャッチボールをしたり、先生が投げるボールをバットに当てたり、先生と生徒が「選手交代」することもありました。でも、皆が同じことをしていたわけではありません。ただ、散歩している子もいました。地面に座って別のことをしている子はイヤーマフをしていたので聴覚過敏だったのでしょう。時折先生が大きな柔らかいボールを、イヤーマフの子に投げ、その子が投げ返したりもしていました。
 
それぞれの子が別のことをしながらも、同じ場にいる。「皆んなに合わせろ」という人が誰もいない場での子どもたちの安心感が、こちらにも伝わってきます。一般の学校では不可能なことをできるのが、特別支援学校なのだと改めて思った次第。
 
今年60歳を迎える弟も特別支援学校(当時は養護学校)卒です。当時は今ほど障害種別のようなことはなく、いろいろな子がいました。中には知的障害も身体障害もなく、病弱でもないのに転校してくる子もいました。
 
弟が友だちになった子は、高等部から転校してきました。中学時代にひどいいじめにあって転校してきたそうです。その子の母親は「ここ(特別支援学校)にきて本当によかった。ここは天国のようだ」とことあるごとに母に語っていたそうです。その子が、どれほどのいじめにあっていたのかと思うと胸が痛くなります。
 
特別支援学校だって、いじめはあるでしょうし、問題のある教師もいると思います。でも一般の学校に比べたら少ないでしょう。ひとクラスの人数が少なく(現在は、8人)、一人ひとりの子に配慮するのがあたりまえで、一般の学校に比べたら生徒が大事されます。
 
本来なら、全ての学校が特別支援学校であるべきと私は思います。一人ひとりが特別であり配慮されることが望ましいし、そうなれば「特別」と言葉はなるでしょう。それこそが教育の目指すところです。「合理的配慮」の目指すところが「合理的配慮」という言葉がなくなるのと同じように。

 
 

トビラコ店主

 

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