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2017.09.19

トビラコへようこそ!
 

しゃべってばかりで人の話を聞かない、体もじっとしていない。
口も体も多動な子は、自分で自分をコントロールできないでいることがあります。
そのような子に聞く力をつけるために、どうしたらいいのか。
昨日に引き続き、特別支援学級、学校に通う子供たちに教えている大阪の教室の先生の話です。
 
その先生は次のような、ゲーム感覚で楽しめる「聞き取り遊び」を教えてくれました。
まず、子どもを床にゴロンと寝かせます。
 
おへそは天井に向け、両手は体の横に伸ばし、
「今から、10数えるから、手も足も動かさないでね」とゆっくり10数えます。
こうすることで、まず自分で自分の体をコントロールする訓練になるそうです。
 
そうして、いったん体を落ち着かせてから起き上がらせて、聞き取り遊びを始めます。
 
最初は数字の聞き取り。親が一桁の数字を読み上げて、子どもがそれを聞いて紙に書きます。
 
例えば、7,3,5,1,6,9,2,0…….というように、ランダムな一桁の数字です。ちょっとスピード感があると集中して聞くようになるそうです。
 
慣れてきたら、読み上げた数字よりも1つ多い数字を書くようにするとかしてちょっとレベルを上げます。
 
数字の次は、言葉の聞き取り。3文字の単語を聞いて紙に書きます。
例えば、さかな、ゆかた、こいぬ、まくら……というように。
こちらも、慣れてきたら、単語を2つ続けます。
例えば、たまご・きつね もみじ・すいか はがき・おかし…..というように。
 
親子逆になるのもいいかも。ご自身の集中力の訓練になるかもしれませんよ、ゲーム感覚も高まりますしね。

家庭でやる場合は、子どもが楽しんでいることが大前提。「聞く力」をつけるためというようりも親子で遊んで、いつの間にか「聞く力」がついたな、という程度でいいいのではないかと思います。
 
 

トビラコ店主より

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人気ブロガーのアマミモヨリさんが「きいて・はなして はなして・きいて トーキングゲーム」をブログに書いてくれました。おもしろくて、ためになる使い方です。

http://ameblo.jp/amami-blog/entry-12282332914.html?frm_src=favoritemail

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トビラコが編集した本

【5刷決定!】『発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)

発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)

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