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愛読している「月刊 発達障害」(公益法人 発達協会)5月号の特集が「発達障害のある人の感覚の問題とその支援」という興味深いテーマだったので、Twitterでご紹介したところ、たくさんの人に関心を持っていただいたようです。
今月号の「発達教育」、全支援者必読かも。#発達教育 pic.twitter.com/cKCg9RdTgQ
— tobiraco@発達支援の小さなお店 (@tobiraco_co_ltd) May 4, 2023
特集を執筆しているのが、国立障害者リハビリテーションセンターの和田真氏。専門的な内容をなるべく一般人もわかりやすいようにと解説してくれています。
それでも、「専門的にはこのように解釈するのか」とか「この現象を専門的にはこのような用語を使うのか」ということが多く、感覚の問題は、一言では言い表せいないということはわかります。
ただ、いくつか言えるのは、感覚の問題とASD(自閉スペクトラム症)は無関係ではなく、苦手な感覚は「慣れる」ことがないということです。感覚もASDも脳の気質と関係しているからです。
このあたりの研究は、井手正和氏の著書『科学から理解する自閉スペクトラム症の感覚世界』(井手正和著 金子書房 2022)に詳しく書かれています。この本も大変興味深い本です。
「そのうち慣れるだろう」は、ないと思ったほうが良さそうです。例えがいいかどうかわかりませんが、「ガラスや黒板に爪を立ててひっかく音」に慣れることはなく、何度聞いても「やめて!」となるのに似ているのかもしれません。
作業療法士の木村順さんが、放課後等デイサービスを訪ねた時のことです。粘土の感触を明らかに嫌がっている子に、職員が「そのうち慣れるから」と言っているのを聞いてゾッとしたというのです。
ただ、手順を踏むと苦手が緩和されることはあるようです。木村順さんの『発達障害の子の感覚遊び・運動遊び 感覚統合を生かし、適応力を育てよう1』(木村順著 講談社 2010)に詳しく書かれています。家庭でできる療育を紹介してくれています。
別のことを書こうとしたのですが、本の紹介ばかりになってしまいました。昔からその道で研究し実践して、現在も活躍している人たちの話は、まず間違いないと思います。なぜなら、発達障害の子の成長を年月をかけて見ているからです。
トビラコ店主
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小学館子育てサイトHugKumでtobiracoの商品が紹介されました。
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