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5月になると急に増えるのが熱中症です。
発達障害の子が最も気をつけなければならないのが熱中症ですが、意外と認知されていない気がします。
熱中症は高い気温に対して体温が適応できずに起きてしまう症状です。発達障害の子の中には、体温調節と密接な関係にある自律神経の調整がうまくいかず、外の気温や気圧への対処も難しい子が少なくありません。このため熱中症に陥りやすくなってしまうのです。
外の気温に鈍感だと、それまで元気だったのに突然具合が悪くなることも起きます。
この現象は、ある放デイで目撃しました。近くの公園で遊んでいた男の子が真っ赤な顔で、ぐったりして施設に戻ってきました。それを見た職員は、男の子をすぐに床に寝かせて、首すじにアイスバックを当てること10分くらい。すると、男の子はみるみる元気になって「復活」しました。
職員から「熱中症の初期段階、発達障害の子は熱中症にかかりやすいんです」と教えていただきました。
発達障害の子は熱中症にかかりやすい。学校の先生も放デイの職員もこのことをどのくらい知っているのかなと思うことがあります。
昨日放映されたNHKスペシャル命を守る学校に 調査報告”学校事故”を見ると、学校での事故でこんなにも重い障害を負ったり、亡くなっている子がたくさんいることに改めて驚かされます。
いくつかのケースの中で、中学時代、テニスの練習中に熱中症となり、重い障害を負った女性が登場しました。女性は現在30代ですが、寝たきりです。話すこともできなければ、口から食事をとることもできません。熱中症で体内は40度を超え、脳だけでなく内臓までダメージを受けてしまったそうです。熱中症が原因であることは、両親が再三にわたって検証して突き止めました。学校から事故の原因を教えてもらえなかったからです。
このような重大な事故が学校間で共有されていないことに驚きます。このため毎年同じような事故が繰り返されているそうです。学校の先生に生徒の安全のすべてが任されてしまっていることにも問題があるように思いました。まして、発達障害の安全となると、とても先生の手に負えないかもしれません。だとしたら、せめて「体温調節がうまくいかず、熱中症に罹りやすい」という点は、口頭でも連絡帳でもいいので知っておいていただくようにしたほうがいいのではないでしょうか。
トビラコ店主
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