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~店先で、ちょこっとおしゃべり~
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妹が入所している施設は、イベント時にちょくちょく「警察の人」が現れます。
コロナ禍で自粛していましたが、施設が行うイベントは、地域の人たちも参加できる和気あいあいとしたイベントです。
私もイベントには昔からよく参加していましたが、ある時から「警察の人」も参加するようになったのです。「警察の人」は、中年の小柄な男性です。私に近づいてきて「〇〇警察のものです」と言って「手帳」をチラッと見せました。
うん? なんかあったの? 男性の後ろ姿を目で追うと、施設の理事長が「ご苦労様、お茶でも飲みませんか」とテラスの丸いテーブルに男性を誘って、おしゃべりを始めました。
男性は、何らかの障害があって、自称「警察のもの」であることが後からわかりました。
母も、その男性に「ご苦労様です」と言って挨拶していました。
次に会った時も、やはり男性は「警察のものです。〇〇〇〇(聞き取れない)なので気をつけてください」と言われたので、私は「はい、わかりました。ご苦労様です」と答えました。
男性は施設に通所(入所でなく)しているらしく、「警察のもの」でないことは、みんな知っています。もしかしたら、男性自身が一番よく知っているのかもしれません。
でも、「あなた、警察の人じゃないでしょ」と言ったところで、誰が得をするのでしょうか。男性は自分が「警察のもの」としてイベントを「警備」してくれるのであればそれでいいのです。
「周囲の理解」が大切というとき、このような理解もあるということです。まわりが「警察の人」扱いをしてくれるので、男性は安心して自分の役割を果たせます。何より大切なのは、この「安心して過ごせる」ことです。
「あなた警察の人じゃないでしょ。ウソはいけない」の正論は、男性を不安に陥れるでしょう。専門家のカウンセリングが必要なのかもしれませんが、専門家でもない周りの人たちの対応は、本人が望む通りにつきあうのがベストではないかと私は思っています。
トビラコ店主
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