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ダウン症の子の耳掃除は大変、という話を『発達教育』7月号で読みました。執筆者はたちばなかおるさん。ダウン症の母であり漫画家でありエッセイストでもあります。
確かに。ダウン症の妹も耳掃除は大変で耳鼻咽喉科に行くと嫌がります。
ダウン症の子は外耳が狭いため、耳の奥まで耳かきが届きにくく耳垢が溜まってしまうそうです。溜まりすぎた耳垢は、素人がとるのは難しく、どうしたって耳鼻咽喉科の先生に頼らざるを得なくなります。
ところが、障害の特性を心得ている耳鼻咽喉科の医師が少なく、たちばなさんもとても苦労された話を書いています。
近所の耳鼻咽喉科を受診すると、医師から心ない言葉を投げつけられて心折れてしまう話は身につまされます。
近所に開院した耳鼻咽喉科を、あまり期待せずに受診したところこれが大当たり。若い医師ですが、優しくテキパキと接してくれました。父親が障害児施設で耳鼻咽喉科の担当医だったそうです。
これと全く同じ経験を妹もしています。妹も場合は外科です。滑り症(脊柱管狭窄症)で、歩くのが大変になり、少し歩くと腰をかがめて立ち止まるようになった妹を母が大学病院に連れていきました。
病院の医師は、妹の顔を見ることなくパソコンの画面に向かって「一生治りませんよ」とすげなく言ったそうです。母は、悔しくて帰りに涙をこぼしたといいます。
ところが、妹が入所している施設の近くの診療所で、たまたま臨時で受診してくれた若い医師が「治ります。(医師が勤務する)病院で手術しましょう」と言ってくれました。病院はダウン症の患者の手術は初めてだったそうですが、部長クラスの医師が英断してくれて、手術は大成功でした。救い主でもある若い医師の父親も医師で、障害児に理解のある人でした。本当にラッキーだったと思います。
障害児を診てくれる医師を見つけるのは大変です。
せめてできることとして、障害児を診てくれるかどうか、そして障害の特性を伝えてから受診すると、良いと思います。妹が別の病院にかかる時には、私が電話で詳しく話しました。病院側も体制を整えてくれて、無事受診することができたのでした。
障害の特性を知らない医師だと、何かあった時に責任が取れないため、躊躇してしまうのもわかる気はします。ただ、その時の断り方次第で、相手が心折れるかもしれないことは知っていてほしいですよね。自分は診ることはできないけれど、紹介はできるとか。どうしたらいいのかを教えてもらえるだけでも、救われるのですから。
トビラコ店主
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