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「うちの子は発達障害(だから、知的障害と一緒にしないでくれ的ニュアンス)」的ニュアンスの発言にずっとモヤモヤしていました。
私の弟と妹は知的障害があります。そして発達障害にカテゴライズされるASDの特性バリバリです。
モヤモヤしていたのを忘れた頃に流れてきたのが、このツイート。
「発達障害」という言葉が広がりと誤解
少し懸念:知的発達の遅れを伴わない人への教育・支援に注目が行くあまり「知的な遅れがある人は発達障害とは言わない」といった誤解が生じる事
知的発達は発達障害特性だけで説明できない。だからこそ、知能検査だけで発達障害を説明することも出来ないわけ
— 川﨑聡大 (@Vn7rfILsHyD3gCu) July 5, 2023
川崎聡太先生は、言語聴覚士であり、発達障害全般の専門家です。その先生のツイートを見て、モヤモヤが晴れました。
「発達障害は知的障害と違う」という誤解が生まれたのには理由があります。「発達障害」という言葉が広がり始めた時期に、雑誌で発達障害の連載を編集していた人間として、あの頃のことはよく覚えています。
「知的な遅れはないの、なんか、うちの子は周りと違う」というお母さんたちが片手部に声を寄せるようになってきました。
時を同じくして「高機能自閉症」「アスペルガー症候群」という言葉が知られるようになりました。
「自閉症」は、知的障害を伴うのが一般的です。でも、知的障害を伴わない自閉症の子(人)もいて、知的障害を伴いわないグループを「高機能自閉症」と呼ぶようになったのです。今はなくなった呼称ですが「アスペルガー症候群」とも呼ばれました。アスペルガー博士が知的障害を伴わない自閉症者を発見したから、この名があります。
余談ですが、アスペルガー博士はナチスに協力した人間ということがわかり、すこぶる評判は悪くなりました。
さまざまな障害の中で「知的障害」は、一段低く見られていると感じます。
「うちの子、知的障害のない発達障害」という人が少なからずいて、というか必ず「知的障害ではない(知的遅れはない)」をつけますね。「そこは、はっきりさせたい」という感じで言われると、知的障害に対するうっすらとした蔑みを感じてしまうのです。
「知的障害がない」とわざわざ付け加える理由はなんでしょうか? 差別の意識がなく「知的障害のない」と言っているのだと思います。でも、わざわざいう必要ある? というモヤモヤは、まだ晴れません。
ま、私自身も、自分で気づかないだけで、差別的な物言いになってしまっていることがあるので、あまり人のことは言えませんが。
トビラコ店主
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