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合理的配慮を眼鏡に例える話をよく聞きます。
なんかモヤモヤします。そういう側面もあるけれど、100%その通りといえないのではないかなあと、前から思っていました。
眼鏡に例えてしまうこと、合理的配慮がものすごく単純化されてしまいます。
例えば、聴覚過敏で授業に集中できない子の席を変えたり、教室を変えたりするのも合理的配慮。ディスレクシアの子の試験の時間を延長するのも合理的配慮。緘黙の子に筆談できる道具を使えるようにするのも、もちろん合理的配慮です。
ここに挙げた例でも大雑把すぎますが、さまざまな事例があって、子どもひとりひとりによって違います。
配慮は目に見える道具の場合もあれば、環境の場合もあります。配慮の仕方(され方)によっては、互いに譲歩が必要な場合だってあります。車椅子だから、学校にエスカレーターを設置してほしいと配慮を申し出たとします。
予算のある私立の学校ならエスカレーター設置もありかもしれません。でも、公立の学校は無理だと思います。となると、車椅子でも移動しやすいように、スロープを設置したり、車椅子の子が階段を使わずに済むように1階の教室で学べるようにしたりと調整することで、その子の負担を軽減するわけです。
エスカレーターが合理的配慮ではなのではなく、その子が移動しやすいよう配慮をすることが合理的配慮です。
状況によっても合理的配慮の形は変わってきます。その子(人)の数だけ事例がある合理的配慮を、眼鏡だけに象徴させるのは無理があると思うのです。合理的配慮は道具だけの問題ではないということが、伝わりなくなりますよね。
障害が理由で機会が奪われないように配慮することが合理的配慮。障害の特性の数だけ配慮の仕方があるわけです。
トビラコ店主
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小学館子育てサイトHugKumでtobiracoの商品が紹介されました。
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