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2023.10.10

トビラコへ、ようこそ。

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。

 
担任の先生に、子どものことで相談したりお願いごとをしたりするときに家庭での様子を伝えていますか。
 
先生は専門的な知識がありますが、その子の家庭での様子については全く知りません。
良き支援のためには、専門的な知識だけでは不十分で、家庭でのその子ならではの情報が不可欠。先生方は、口を揃えてこう語ります。
 
ところが、親の会の上の人に聞くと、親の方が担任の先生よりも専門的な知識が豊富で、先生にレクチャーしてしまうこともすらあるとか。発達障害への理解度は地域差がまだまだ激しくて、理解していない先生にレクチャーしたくなる親の気持ちもわかります。
 
でも、まずは「家では、〇〇するとうまくいくんですよ」的な情報が先ではないでしょうか。たとえば「否定的な言い方をされるとパニック状態になるので、家では〇〇はダメではなく、〇〇しようね、と言うようにしているんですよ」というように。

家庭と教室で環境は違うものの、教室でもその子の心の安定を図ることはできます。たとえ発達障害の知識は乏しかったとしても、力のある先生は家庭での様子に耳を傾けることはします。その子が少しでも伸びることをしたいと考えているからです。
 

話がやや飛びますが、『ふつうの相談』(東畑開人著 金剛出版) を読むと、どんなに専門的な知識(専門知)があったとしても、やはり現場の知識(現場知)がないことには、うまくいかないことがよくわかります。
 

この本は、臨床心理士の東畑開人氏が、相談をあらゆる側面から語っているとても面白い本です。専門家は専門という狭い範囲で物事を語りがちだけど、それは違うよということが書かれています。もちろん、そんな単純な一言では言い表せない本ではありますが。誰もが薄々感じているであろうことを、見事に解き明かしてくれます。よかったらご一読を。

 

 
 

トビラコ店主

 

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