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2023.11.14

トビラコへ、ようこそ。

~店先で、ちょこっとおしゃべり~

お試しいただける商品をまとめました、こちらです。


 
わが子に障害のある親が、保育士さんや教師に一度は(あるいは何度も)思うことのひとつに「障害児育てたことない人に言われたくない」です。
 
これは、親の会の人たちから何度も聞いたことがあります。
 
遠い昔の話になりますが、障害のある、わが弟と妹の担任は「親支援」ならぬ「親教育」にとても熱心でした。
 
たとえば、です。自分あての年賀状が1月1日に届かなかったというだけで、保護者会で母親たちを叱り飛ばします。年賀状を出した日付がわかる消印も問題にするのです。「親の礼儀知らずが、子どもに伝わる」ということらしいです。お叱りを受けた親たちのもやもやを母づてに聞き、中学生だった私は強烈な違和感を覚えました。
 
先日、実家を片付けていたらその担任と母がやりとりした連絡帳がでてきました。発語が極端に少ない妹が覚えた言葉を、母は時折、連絡帳に綴っていました。
「あかい、くつ、アイス・・・・・と昨日は話しました。だいぶ話せる言葉が増えてきました」と、成長を喜ぶ様子がうかがえます。でも担任からの返信はなにもありませんでした。判子が押されているだけです。
 
私は、連絡帳を読みながら、「あ、やっぱり障害児を育てたことない先生だわ」と意地悪く心のなかで思ってしまいました。いえ、障害児を育てたことなくても、保護者の喜びに寄り添った言葉を返せる先生がいることは承知していますが、その時はそう思ったのです。そして、中学生時代に覚えた強烈な違和感の正体は、言語化できなかっただけで、これだったのかもしれいないとも思いました。障害のある子の子育てがどれほど大変か。年賀状が元旦に届くように書けないことだってあります。
 
もちろん、障害児を育てたことがなくても、親の側に立てる先生はいくらでもいます。実際、私はそういう先生に取材して今日があります。
 
でも、障害児育てたことをある先生に出会いたい、と思うことはありませんか。
 
先日、私は、あるペアレントメンターの方にお話を聞きました。ペアレントメンターというのは先生ではありませんが、障害児を育てたことがあって、かつ同じ立場の親の相談員としての研修を受けている人です。話を聞いているだけで安心できてしまう雰囲気があります。
 
ペアレントメンター制度は国の事業として行なっていて、管轄は厚労省です。参考資料としてペアレント・メンターガイドブック 家族による家族支援のためにをご紹介しておきますね。最初のページの熊谷晋一さんの言葉が泣けてきます。

ペアレントメンターは、学校や親の会などの団体(個人ではなく)を要請すると派遣してくれるそうです。
 
同じ立場の人の話を聞きたいというとき、学校や親の会を通して派遣してくれます。

 

 
 

トビラコ店主

 

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発達障害のこのためのアロマ活用セミナー&ワークショップ
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小学館子育てサイトHugKumでtobiracoのコミュニケーションゲームが記事になりました。

筑波大学附属特別支援学校の先生に聞いた!発達障害の子どもたちにコミュニケーションカードゲームが有効な理由 
 
【発達障害を応援する道具】特別支援学校の先生が開発!緊張や不安の強い子の気持ちをほぐし、引き出すコミュニケーションゲームの魅力 
 
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