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トビラコへようこそ!
子どもに手がかからなくなって、ほっとしたのもつかの間、
今度は親の介護に時間がとられるという人は少なくありません。
さかれる時間が子育てから介護に移っていく。
介護離職が問題になっていることからもわかるように、家族のだれかが介護にかなりの時間をさいているわけです。
トビラコ店主の友人夫婦の例です。
妻が10年くらい義母の介護をして見送りました。周囲からは「がんばっている嫁」として評価されていました。
子どもも社会人になり、介護から解放されて、さあこれからという時に病気になり、1年間の闘病ののちに亡くなりました。まだ60代半ば。これから先、存分に自分の時間を楽しめたはずです。子どもとダンナのお母さんのために人生の多くの時間を費やしたことになります。
一方、同じくトビラコ店主の友人でありカメラマンの女性は、子どもが小さいうちからカメラマンとして働いてきました。撮影で夜遅くなりそうな時は、家の事はすべてすませて、ご飯も全部用意してから出かけていたそうです。同居の義母からイヤミを言われても、カメラの仕事はやめませんでした。そして今も続けています。
彼女の義母は、50代で糖尿病を患い、体重は現在80キロ。最近は認知症がみられ、昼間はデイホームに通っています。夜になると1分おきに戸締りの確認をするようになりました。
彼女と先日久しぶりに会ったとき、あの時カメラの仕事を辞めなくてよかったとしみじみ語っていました。
もし、周囲の圧力に負けてカメラの仕事を辞めていたら、体重80キロの義母の介護を当然のようにしていたことでしょう。同居していれば、どうしたってそのような流れになってしまいます。そして、冒頭の友人夫婦の奥さんのような人生を送っていたかもしれません。
「いい嫁」、「がんばる嫁」である必要はありません。家族のだれかひとりだけの肩にかかることのないように、親に介護が必要になったときにどうするのかを考えておくといいと思います。そうしておかないと、自然の流れのように女性が介護を引き受けることになってしまいます。もちろん、ぜひ介護したい、それがやりがいになるというなら話は別ですが。
行政や民間のサービスを最大限に活用できるよう、今から情報を収集しておいて早すぎることはないんじゃないかなと思います。知識や情報がなかったために大変な思いをすることだってあります。
昨日も、遠距離介護するようになってなかなか会えなくなります、というメールをもらいました。まだまだあたりまえのように、女性に介護という大仕事がふりかかってくるんですよね。家族の問題を家族だけで解決しようとするところに無理があります。困ったとき、困りそうなときには、早めに外に助けを求めましょう。
トビラコ店主より
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おかげさまで、トビラコの療育アロマは出足好調です。関心をもってくださった方、お買い求めくださった方、ありがとうございます。
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