自動下書き

2018.08.14

トビラコへようこそ！

子供のそばにいる人は（親でも、教師でも、療育施設の指導員でも）、まず子供を安心させるということができるかどうか、これが大事ですよね。

昨日、つくづく、そう思わせてくれることがありました。

「貼る療育アロマ」の開発にかかわってくれた放課後等デイサービスの運営者である河高康子さんから、こんなふうに使っています、というメールをいただきました。

1.トイレのペーパーホルダーの横に貼っています。

2.洗濯物を取り込むカゴの内側にはっておくと子どもたちと洗濯物をたたむときにいい香りがします。（お手伝いのときにいい香りがするのはおすすめ）

3.　筆箱の中にはる。

4.体操服袋の内側にはっておく。

5.タオルハンカチをたたみ内側にはっておく。

6.家族のスケジュールを書き込むカレンダーにはっておく。

7.パソコンの画面のスミにはる。

8.トートバックの底にはる。

9.手帳・スマホやタブレットケースの内側で画面などに直接ふれないところにはる。

日々、子供のそばにいて、その子が安心して過ごせるようにと考えている人は、このくらいはスラスラと出てくるんですよね。

トビラコ店主は、洋服やランドセル、寝具に貼るくらいしか思いつきませんでした。いつも河高さんからは学ぶことが多いです。

たとえば、子供に話しかける時に、変な丁寧語（〇〇してもらっていいですか的な）ではなく、それを聞いた子が迷うことなく行動できるような言葉（〇〇してください）でないと伝わらないよ、と教えていただきました。

「〇〇してもらってもいいですか」は、それをしたほうがいいのか、しなくてもいいのかがわからないというのです。確かに。微妙なニュアンスが含まれています。

このように、なんとなく空気を読むことを必要とする「変な丁寧語」は、子供を不安にさせることもあるんだと、その時、気づかされました。

いい放課後等デイサービス（児童発達支援も含む）の見分け方というのは、本にも出ているし、療育に詳しい人が発言していたりもします。

なので、専門家でもないトビラコ店主がお伝えするまでもないとは思いますが、実際に見聞きした中で共通しているのは、子供を安心させることができる指導員がいるかどうかですよね。
、
優しく語りかけるというのではなく、子供を惑わせないように語りかける、というのもそのひとつ。こうした配慮がないと療育もうまくはいかないでしょう。

「優しく語りかける」のと、「安心させる」というのは、微妙に違うんですよ。それを聞く子供の側に立ってどうかですよね。子供の側に立たない「優しく語りかける」は、「いい人」「いい大人」に見てもらいたいからなのかも。

トビラコ店主より

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