自動下書き
トビラコへようこそ!
〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
年があけると、学習机の広告が目につきます。
もし今検討中なら、学習机って、ほんとうに必要? というところから考えることをおすすめします。
学習机を買ったからといって、そこで子どもがひとりで勉強できるようになったりはしません。というか、まだ勉強の仕方がよくわからない子に机を与えたところで、勉強ができるというものではないと思います。
せっかく買った学習机の上にモノが山と積まれ、ダイニングテーブルで勉強しているという家庭は案外多いと思います。「リビング学習」という言葉が生まれた背景には、子ども部屋ではなく、リビングやダイニングで勉強する子が多いからです。
「リビング学習」は、トビラコ店主が席をおいていた子育て雑誌編集部が名づけ親なんです。というのは、読者の方の家庭を取材させていただくと、ダイニングやリビングで勉強させているというケースが多かったからです。
学校の先生に聞いても、小学校低学年のうちは家族のだれかしらがいるリビングやダイニングで勉強する方がいいと言われました。同じ空間なら親子の会話も生まれます。
「今日、学校で何を教えてもらったの?」
「この字、なんて読むの?」
というように。教科書の音読を台所仕事しながら背中で聞くこともできます。
話がそれますが、もし、音読がうまくできない、行を飛ばし読みすることが多いというなら、読みに困難を抱えているなど学習支援が必要なケースかもしれません。そんなことも、子どもの近くで勉強をみることができると早いうちに気づけます。
どうしても机というなら、リビングやダイニングにおける横長の机がおすすめです。奥行きがある机はモノが散らかりやすくて、使いにくいです。子どもの手も奥に届きにくいですしね。場所もとるし。
イメージとしては、リビング学習を想定したカリモクの机のような、リビングにおいて違和感のないシンプルなデザインです。
図鑑や辞書などもリビングやダイニングにあると手軽に使えます。
「これ、どういう意味?」と聞かれたら、辞書で一緒に調べることもできます。「わからないことは、辞書で調べる」という習慣ひとつとっても親が近くにいると教えてあげられます。
学習机を考える前に、どのような環境なら勉強しやすいのかを考える方が先です。
子育て雑誌編集者時代、「低学年まではリビングやダイニングで勉強、高学年以降は自分の部屋」が定説のようになっていました。でもいろいろな家庭を訪ねたり、話を聞いたりすると決してそんなことはなく、「家庭によって違う」というあたり前のことがわかりました。なかには、大学受験の勉強をダイニングでしたという家庭もありましたね。ちゃんと合格しました。
広告に踊らされて、あわてて学習机を買うことはないですよ。入学してからだって、決して遅くないです。ちなみに、トビラコ店主の友人は、4年生になってから買えばよかったと後悔してましたね。子ども部屋に用意された机は、3年生の終わりまで使われたことはなかったそうです。
トビラコ店主より
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小学館の子育てサイトHugKum(はぐくむ)に記事を書いていました。
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