自動下書き
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〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
通常学級(通常級)から特別支援級に移って、子どもが成長したという母親の手記を読みました。
環境が変わると子どもは本当に変わります。
このお子さんは、自閉症スペクトラム。最初は通常級に入学しました。しかし、まわりとうまくやっていくことができずに、学校から特別支援学級をすすめられたのが2年生の夏休み前のこと。
特別支援学級をすすめられて、あ、そうですか、と素直に応じる親は少ないでしょう。できれば、通常級にいてほしい。どうして、うちの子だけが、という思いがよぎります。でも親は学校での子どもの様子を知りません。家庭ではうまくやっていけても、学校という集団になると子どもは別の顔を見せます。
このお子さんの場合、自分の気に入らないことがあると棒を持って暴れてしまっていたようです。それを知った、お母さんは「ここ(通常級)は、うちの子の居場所ではない」と気づきます。
子どもが暴れている姿を知り、わが子のつらさをそこに見たお母さんに感心しました。親としてはつらいけど、しっかりと現実を受け止めたわけです。そこから、です。お子さんが変わっていったのは。
特別支援学級で学ぶようになると、授業中の立歩きや手遊びがなくなりました。嫌がっていた着替えをするようになり、集団行動もできるようになったといいます。精神的にもずいぶんと安定したようです。これは、すごく大事ですよね。
安定したこともあってか、4年生になってからは、算数だけ通級で学ぶようになりました。読んでいて、その成長ぶりには驚かされます。
こうした話は、以前も別のお母さんから聞いたことがあります。
学習障害だったお子さんは、通常級で壮絶ないじめにあい、中学はサポート校を選びました。すると、それまでとは180度かわって、それまで口にしたこともなかった「いってきま〜す!」を元気にいうようになったそうです。おだやかな様子で下校するようにもなりました。
何かうまくいかない時、変わるべきは子どもではなく、環境(親も友達も人的環境)何ですよね。手記を読んで、久々にそのことを思い起こしました。
トビラコ店主
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