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〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
難聴の子がクラスにいたため、それまで早口だった教師は、その子にも理解できるように、ゆっくりとわかりやすく話すように心がけたそうです。
すると、クラス全体が落ち着いて、みんな授業に集中するようになったとのこと。
『保育園・幼稚園のちょっと気になる子』(中川信子著 ぶどう社)で読んだ話です。
この先生は、それまでは早口のうえ、ご本人によればわかりづらい話し方をしていたそうです。でも、難聴の子がいてくれたおかげで、ゆっくりとわかりやすく話し、結果として他の子も助かっていたことに気づきました。
「特別支援教育は教育の原点」という話で、まったくその通りと思いました。
が、私が注目したのは、もうひとつ。学校の先生が「早口でわかりにくい」話し方をしていたということです。この先生を責めるということではないんです。「早口」になるのは、きっと先生が忙しすぎたのではないかと推察しました。
次やることに気をとられていたり、他に気になることがあると、この場を早く終わらせたくて、つい「早口」になってしまうことってありませんか。私は、自身を振り返るとそうだなあと思います。あれもこれも伝えようと思うと、気づくと早口になっていたり、さらには機関銃のようにしゃべっていたりすることもあります。
早口で同じことを何度も言うのと、ゆっくりと一度だけ言うのでは、おそらく時間的には変わらない。むしろ、早口で同じことを何度も言う方が、じつは時間を無駄に使っているかもしれません。そのうえ疲れます。聞き取ろうとする相手も疲れるでしょう。
ゆっくりと相手にわかるように話すと、自分自身を落ち着かせる効果もある気がします。
きっと、この本に出てきた先生は、ゆっくりと子どもたちが理解できるように話すことで、ご自身を落ち着かせることができ、それが子どもたちに伝わったのではないでしょうか。こんなふうに子どもから学べる先生っていいですよね。
トビラコ店主
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