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せっかくのいい本が、次々に押し寄せる新刊の波に押し流されてしまうのが、もったいなく、時々、紹介しています。
『大人が変われば、子どもが変わる 発達障害の子どもたちから教わった35のチェンジスキル』『発達障害の子どもたちから教わった35のチェンジスキル』(阿部利彦=星槎大学大学院教授 合同出版)もそのひとつ。
「チェンジスキル」とは、これまでいいとされてきたスキルをチェンジしてみましょうという提言です。
著者の阿部利彦先生は長年にわたって、学校を巡回し、発達障害の子の保護者や教師から相談を受けアドバイスしてきています。現場で得た豊富な経験がもとになっているため、事例も豊富。話が具体的です。
例えば、よく「失敗から学ぶ」といわれます。一般的に良きこと思われているこのことが、発達障害の子の場合は逆。むしろ、うまくいった時を振り返って、なぜうまくいったのかを子どもと検証した方がいいですよと、阿部先生は述べています。うまくいった時を振り返る、専門的には「ポジティブセルフレビュー」というそうです。特別支援教育の現場ではよく使われる手法なのだとか。
具体的には、漢字がきれいに書けた時のノートをコピーして机の前に貼って、繰り返し振り返る。調子がいい時のサッカーの様子を動画にして繰り返し観る。「うまくいった時」を振りかえることで、ネガティブな思い込みを軽減させることができるそうです。
うまくいっていることを、あたりまえと考えてしまうと、これができないんですよね。なぜ、うまくいったのか。うまくいった秘訣を探っていきながら学ぶ方がポジティブになれそう。失敗から学ぼうとすると、どうしても「ああすればよかった、こうすればよかった」とネガティブになってしまいそうですよね。
トビラコ店主
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