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砂に指で文字を書く昔からの遊びが、じつはディスレクシア(読み書き困難)の子に効果的。
これは作業療法士さんたちの間では、よく知られ実践されています。砂を触った時の独特の感触が、脳の触覚を感じる領域を刺激して、文字の形が記憶に残りやすいそうです。
砂でなくても、粘土で文字の形をつくるのもよいし、モールでもOK。
文字の読み書きを覚えるのに、文字の形を見る →読み方を音として意識する →書く。このプロセスを経るのが一般的です。
「りんご」という、文字の形をみたときに、声に出さなくても「りんご」という音が頭の中をかけめぐっています。
つまり、文字の形と音が一致しているわけです。文字の形と音が一致(音韻処理機能)しないディスレクシアの子のための学習法のひとつとして、「触覚」を刺激するという方法があります。
それが、砂文字であり、粘土やモールを使った文字の形作りです。
作業療法士さんの領域かと思ったら、言語聴覚士さんも取り入れている方がいるようですね。「触覚学習」というそうです。
視覚(目でみる)と触覚(手でさわる)を頭の中で結びつけた学習法です。言葉の領域なので、言語聴覚士さんとつながるわけです。
砂文字、粘土、モールの他にダンボールを使った方法もいいそうです。ダンボールに文字を書き、文字の上に木工ボンドを垂らして、文字を立体にして触って覚えます。
触覚に訴える学習法を提唱し、教材も開発している言語聴覚士に宮﨑圭吾さんという方がいらっしゃいます。つい先日、セミナーでしりました。宮崎さんの認知学習・言語発達の教室「サワルグリフ」を一度覗いてみてください。
もう少し、とっつきやすいものが欲しいという方は、『みんなでつなぐ 読み書き支援プログラム』(井川典克監修 高畑脩平・奥津光佳・萩原広道 特定非営利法人はびりす/編著)
トビラコ店主
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