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50歳になる自閉スペクトラム症の息子と母を描いた映画『梅切らぬバカ』(主演 加賀まりこ 塚地武雅 監督・脚本 和島香太郎)を試写しました。
後日、監督さんにインタビューしてサイトに掲載いたします。
さて、この映画、奇跡が起きるわけでもなければ、絶望に打ちのめされるという話でもありません。
高齢の母が、障害のある息子を思う気持を淡々と描いています。自分なき後を考えてグループホームを訪ねたりもします。隣に引っ越してきた家族とのちょっとしたトラブル、近所との軋轢、どれもこれも現実に起きているであろうことです。
きれいごと抜きの現実を映画を通して、多くの人に知ってほしいと思いました。特に、障害のある人と無縁の生活を送っている人たちに。
多様性を認めて生活するというのは、口でいうほど簡単ではありません。映画は、この点もリアルに描いていました。
障害のある子を育てている親やきょうだいにとっては、覚えがあることが多くて泣けてくる映画です。そうでない人とっては、とくに自閉スペクトラム症の特性などは、初めて見聞きするようになるのかもしれません。でも、映画を通して理解してもらえたらとも思いました。
ところで、監督の和島香太郎さんには、てんかんの持病があります。撮影にあたってスタッフに、持病を開示するかどうか、かなり悩まれたようです。てんかんに過労は禁物です。
映画撮影というハードな仕事をこなすために、てんかんであることを打ち明けた和島監督ですが、スタッフからすんなりと理解を得ることができました。周囲の理解(無理解も含め)を描いた映画の内容と、どこかダブります。
『梅切らぬバカ』は、11月12日(金)から上映されます。
本予告はこちら。
和島監督は、ご自身の経験を踏まえて、「てんかんを聴く ぽつラジオ」も主宰しています。ご興味のあるかたは、こちらもどうぞ。
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