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「普通」の呪縛が、子どもをひきこもりにしてしまう、という記事を読んで、納得すること大でした。
学校に毎日行くことが「普通」
障害の診断がないことが「普通」
この「普通」にあわせようとすることで、子どもが苦しむのを、意外とわかっていない親がいたりします。しかも、その親というのは、世間的にみて「いい親」に見えたりすることもあります。
これは不思議でもなんでもなく、「世間からどう見えているかに注意を払っているから、「いい親」に見える(見せる)んです。
私は、教育雑誌の編集をしてきて、このような親は結構見てきました。作家で「母もの」を書く人でも例外ではありません。いい親を演じ、それをエッセイにして、講演をすればファンが集まるという人が、じつは自分の子どもに対しては「普通」を強く求めてしまう。世間体を気にして、結婚相手に対しても猛烈に口出している人も知っています。
すべては、世間体のためです。それで子どもを追い詰めてしまうのです。「子どものためを思っている」というのは、じつは「自分をよく見せるため」なんですよね。
お世話になっている、言語聴覚士の中川信子さんは、常々息子さんに一切の普通を求めていません。もう、清々しいくらいに。
「学校なんて行きたくなかったら、行かなくていいんだからね」と言っていたそうです。
ところが、「息子は、変わっている子で、学校大好き人間なんです」と苦笑していました。
勉強の遅れはいくらでも取り戻すことができます。でも、心に受けた深い傷を癒すことは容易ではありません。最悪、子どもを死に追い詰めることだってあります。
あることがあって、このことは、どうしても伝えておきたいなと思いました。
トビラコ店主
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