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お試しいただける商品をまとめました、こちらです。
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発達障害に関するオンラインセミナーは、数々あります。
でも、時間があわない。ちょっと専門的すぎる。内容がよくわからないのに有料はちょっと。。。と思う方もいらっしゃるでしょう。
短時間で見ることができる、良質なユーチューブチャンネルをおすすめします。
大阪医科薬科大学LDセンターの「くじらちゃんねる」は、発達障害の各分野の専門家が短時間でわかりやすく話してくれます。
同センターの顧問を務める竹田契一先生(大阪教育大学名誉教授)は、発達障害(とりわけ学習障害)の支援についてアメリカで学び、日本に普及させた第一人者。とても信頼のおける先生です。
竹田先生のセミナーは、こちら。
環境次第でADHDにされたり、学習障害にされたり。。。その子がおかれている環境次第で生きやすくなるということがよくわかります。あと、「母原病」(ぼげんびょう)という言葉もできてきました。若い人はご存知ないと思いますが、子どもの問題のすべての責任が母親にある、というトンデモ説です。いまではトンデモといえますが、当時はどれほどの母親が苦しめられたことでしょう。ただ、発達障害に関しては、いまでも母親の育て方のせいという人が一部いることはいます。この点も竹田先生は「育て方ではなく、脳の中枢」の問題と、バッサリと斬っています。
境界知能とはー知的障害・学習障害とはどう違うも、興味深い内容でした。境界知能の子は、30人学級で4〜5人はいるそうです。「障害なし」とみなされて、支援から取り残されがちな一群です。
私の弟(50代後半)もまさに境界知能(当時の呼び方だと境界線児)でした。当時は、いまほど支援がすすんでおらず、特殊学級(現特別支援学級)→養護学校(現特別支援学校)というコースに進まされました。幼稚園だってなんら問題がなかったのに(いまなら、保育士さんに発見してもらえたかも)、小学校1年生の後半から特殊学級に移されました。このときは、先生を一生恨んでやると思いましたね。でも結果としてそれで良かったし、もし通常学級にいたら弟は勉強についていけずに大変な思いをしたでしょう。
いまは、インクルーシブ教育がすすみ、境界知能では通常学級です。果たしてそれが進化なのか、むしろ後退なのか、難しいと講師がおっしゃっていましたが、ほんとうにそうです。インクルーシブとは、障害のあるなしにかかわらず、その子の特性にあった教育をされることが理想ではないでしょうか。これ、今後、大きな問題になってくると思います。
大阪医科薬科大学LDセンターの「くじらちゃんねる」は、ほかにも特性にあわせたいろいろな内容がアップされています。よかったら、チャンネル登録を。
トビラコ店主
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