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まわりの子はできていて、自分だけが「できない」ことを認めるのはとてもつらいことです。
つらいから、つい他の子のじゃまをしたり、ふざけたりしてしまう。
みんなができる縄跳びができない。でもそれを認めたくないからおどけてみせたり、じゃまをしたり。
ふざけたがる子は、自分の「できない」ことを隠したいからなんだ、と支援学校の先生に聞いたことがありました。目からうろこでした。
思い返せば、そういう子がクラスに一人か二人はいたような気がします。
というか、私自身、保育園時代はそうでした。絵を描くことができず、クレヨンを向かいに座っている男の子にぶつけていましたもの。当然、先生に怒られるわけですが、あのときのイライラはいまも蘇ってくることがあります。
他にも「できない」がたくさんあったと思います。そのたびに、まわりの子に当たり散らしたり。長い棒で男の子を追いかけ回している証拠写真もアルバムに貼られています。
あまりにも暴れるので、何度も退園を命ぜられたと、母がこぼしていましたっけ。
暴れたり、ふざけたりするのは、わけあるんです。たいていは、自己肯定感を保てなくなっているときです。小さいから、もちろんそんな言葉は知らないけど、でも、自分の「できない」に向き合えない。それが怒りや悲しみ、苛立ちになってあらわれるわけです。
叱る前に、そういう気持ちになっているということをわかっていただけたらなあと思います。「できない」をどうしたら「できる」にするのかを考える前に、です。
ものによっては、できなくてもいいじゃなかと思うこともあります。人として「できる」が上で「できない」が下ということはありませんからね。
トビラコ店主
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