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2019.01.11

トビラコへようこそ!
 
 

親がレールを敷くことが、いけないことのように語られることがあります。
 
子どもに選択の自由がなくなるとか、親の思い通りに子どもを動かしたいだけとか。過保護だとか。
 
でも、発達に遅れや偏りのある子の場合は、それはあてはまらないように思います。「特別なニーズ」をもっている場合は、やはり特別な配慮が必要だし、それを過保護だとか親がレールを敷いているとか言われてしまうと、ちょっと待ってと言いたくなります。
 
読み書きに困難を抱えていれば、困難があっても勉強できる道具や環境を用意する必要があります。パソコンであったり、読み上げソフトであったり、時には代筆であったり。このような配慮があって初めて、子どもは自分が学びたいことを学べて、不便を強いられなくてもすみます。結果、子どもの選択の幅は広がりますよね。
 
もし、読み書き困難のまま放置されてしまったら、その子のできることはものすごく狭い範囲に限定されてしまいます。
 
感覚過敏であれば、その子を刺激しないモノや環境を整える必要があります。
聴覚過敏なら、ノイズキャンセラーやイヤーマフをすることで、外に出られるようになります。
 
その子が歩きやすいようレールを敷いて、背中を後押しするイメージでしょうか。「レールを敷く」という言い方があまりにもステレオタイプでイメージもよくないものだから、ついつい自分は「レールを敷いているいけない親」ではないかと思う人が出てきてしまう。
 
その子が自分で選択できるように、そしてその選択肢はできるだけ幅広いものであるためのレールと考えればいいのかな。
 
だから、親としては、この子は本当は何をやりたいのか、心の声に耳を傾けることが必要だと思います。特別なニーズに常に応えることをしていると、ここがおろそかになることがあるかもしれません。そこはちょっと注意していた方がいいかもですね。あたり前ですが、子どもは親の所有物ではありません。好き勝手にその子の人生まで決めることはできないのですから。
 
配慮はするし、必要ならレールも敷く。それはその子の人生の選択肢が狭まらないためのものであって、やりたいことできるようになるための配慮です。その配慮が間違えることがあるかもしれません。違うかもと思ったら修正すればいいだけの話です。子どもは成長すると、必要な配慮も変わってきますしね。そこは、柔軟に。

 
 
 

トビラコ店主より

 
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