お知らせ一覧

2019.06.08

トビラコへようこそ!

〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
 

『発達教育』(発達協会)という雑誌には、いつも教えられます。
 
6月号の特集は「障害を持つ子どもと非行、反抗」です。
 
網走刑務所の医師 富田拓さんが執筆されています。
 
その中に自閉スペクトラム症の子が爆発する事例が出ていました。
 
理不尽な学習を要求する親に対してむしろ従順すぎるほどだった自閉スペクトラム症の子が、次第にストレスをためていき、ついに爆発。自分の感情を伝えるのが苦手なこともあって、親が爆発に至る過程に気づかない。そもそもストレスをためていたことに気づかずに「どうしてあの子が」と驚いてしまう、という事例です。
 
社会に出て仕事をするようになっても同じことが起きるんだろうな、と思います。
理不尽な要求にも従順であると、相手はそれでいいと思ってしまいます。
 
いよいよ、これ以上は無理となったら、たまったマグマが吹き出すように爆発してしまいます。それを周囲は「キレた」というわけです。
 
「感情が表にあらわれにくい」という特性を、学習や仕事をさせる側は知っておいたほうがいいし、ある程度の年齢になったら本人も自分の特性を理解しておくことは大事ですよね。
 
自閉症は「空気が読めない」というのは、必ずしもあたっていなくて、むしろ空気を読みすぎ。過剰に周囲に適応しすぎ。そのため、ストレスをためる傾向にあるという話を聞いたことがあります(もちろん、自閉症が全員そうというわけではありません)。
 
「従順すぎる」は、いつか「赤」に変わる黄色信号なのかも。

 
 
 

トビラコ店主より

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