トビラコへようこそ!
〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
よくいただく質問に答えるシリーズ(不定期)。
今回はトーキングゲームについて
トーキングゲームは、質問カードを引いて、そこに書かれた質問に答えます。ルールはただひとつ、答えをひたすら聴くだけ。
というゲームですが、ルールが簡単すぎると、逆にどう進めていいのかわからない、コツを知りたいという方がいらっしゃいます。そこで、トーキングゲームを楽しんでいただくためのポイントをいくつかお伝えします。
●4〜5人程度の人数で
4〜5人ひと組でテーブルを囲むと、ゲームに集中でき、その場にいる人たちと親密になれます。
人数が多すぎると、なかなか自分の番が回ってこなかったり、席が遠くて話している人の声が聞こえなかったりします。また、大勢の前で話すのが苦手な人もいます。
●時間
1回、10〜15分くらいが適当と思われますが、盛り上がったら延長してもいいと思います。
答える時間は、一人1分とか時間を決めておいてもいいかもしれません。
●参加者8人以上なら、途中で席替えを
1回目のゲームが終わったら、メンバー総入れ替えのための席替えを。メンバーが変わると場の空気も変わって新鮮です。
●パスカードを必ず使う
答えたくない質問には「PASS」カードを使って、パスできます。答えなくてもいいということが保証されていることで安心して参加できます。パスする理由ももちろん答える必要はありません。
●質問したくなったら、ゲームが終わってから
答えている人に質問するのはNGです。でもどうしても、もう少し聞いてみたいということがあるかもしれません。その場合は、ゲームが終わってから聞くようにします。
●無理やり答えさせない
答えが短かったりすると、もっと話させようとする人(特に親)がいますが、それはNGです。また、自分の聴きたい質問カードだけ選んで答えさせるのもダメです。「答えさせる道具」としてトーキングゲームを使って、ゲームをやりたがらなくなった子どももいます。
トーキングゲームは、コミュニケーションの楽しさを体験するゲームです。相手の答えを聴きながら、自分ならどう答えるだろうと考えることで、相手を理解するだけではなく、自分への理解にもつながり、そこもおもしろいところです。
「自分ならどう答えるだろう」という聴き方をすると、不思議に相手をより理解できるようになる気がするのです。「私なら、こう答えるけど、この人はそうではなく、こうなんだ」というように。
話を上手に「聴く」ことができる人って、自分のことを話すのも上手な気がします。
トビラコ店主より
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