トビラコへようこそ!
〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
すべての地球人(非発達凸凹)と火星人(発達凸凹)に知っていただきたいこととして、平岡禎之さんが『続 うちの火星人 〜全員発達障がいの家族から学ぶ、個性とともに生きる知恵〜』(光文社)に書かれている前書き。
これだけで、1冊の本になるんじゃないの、というくらいに、大切だと思いました。一部ですが、ご紹介させていただきます。
なお、「火星人」という位置づけは、平岡さんの妻(ワッシーナ)によるものです。
詳しくは、平岡さんのページをご覧ください。
で、その大切なことというのは、発達凸凹さんの生活術です。
平岡家の10ヶ条
( )内は、トビラコ店主の意訳
1)できないことは、やらなくていい
(努力ではどうにもならないことは、やらない。自己肯定感を下げることは避ける)
2)毎週ふりかえりを行う
(積み重ねることで、自己理解が進む。自己理解が進むと苦手をうまくかわせるようになる)
3)良質な睡眠
(発達凸凹は脳の気質によるもの。脳を十分に休ませること)
4)用事は1日1件
(スケジュールを詰め込みすぎると、ダウンしたり、パニックになったりする)
5)魔の30分ルール
(家に帰ってから30分は休息タイムに。外は刺激が多すぎて心身ともにぐったりしているので)
6)”新”がつくものは練習
(新しい環境はそれだけでストレス。リハーサルが必要。平岡家は台本まで作っている)
7)大事な用はアラーム
(予定の時刻になったら、アラームで知らせてもらうようにする)
8)家の中はシェルター
(家庭は避難所と考える。休むことで無用なトラブルも回避できる)
9)書いていないことは約束じゃない
(忘れぽっさが災いして、「言った」「言わない」で関係が悪化することも。口約束は無効)
10)演劇・演出を学ぶ
(人との距離の取り方は演劇などから具体的に学ぶ)
短い意訳ですが、本ではもっと具体的に詳しく、平岡さんは書いています。
ここの中のいくつかは、参考になるのではないでしょうか。
平岡さんがよくおっしゃっているのは、自分の取扱説明書を作ることであり、自分の苦手分野を知っておく、ということです。ひとりひとりそれぞれに違った個性(特性)を持った家族と暮らしてきた方だからこその説得力のある言葉と思いました。
トビラコ店主より
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