トビラコへようこそ！
〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
夏休みのおすすめ第３弾。
読書したり図鑑を見たりするのに、集中できないということはありませんか。
行の飛ばし読みが多いということはありませんか。
集中して読めない、行の飛ばし読みが多いという場合、目がチラチラして読みづらいということが考えられます。
そのようなお子さんに、一度試していただきたいのが「魔法の定規」というリーディングルーラーです。
ご存知の方もいらっしゃるでしょう。
色つきの透明フィルターをあてがって、読みたい行だけにフォーカスできる定規です。
フィルターに色がついているのには理由があります。光の波長をコントロールして見やすくするためです。
ちょっと専門的な話になります。
光は数種類の異なる波長の集まりです。波長の中でも色として見える範囲があります。波長が長い順に、赤・橙・黄・緑・青・藍・紫。虹の色でおなじみです。この波長が人の網膜に届いて色として見えるわけです（以上は、KONICA MINOLTA コニカミノルタのホームページ「楽しく学べる知恵袋 色の見え方」を参照しました）。
魔法の定規のホームページによると、白がまぶしいと感じてしまうのは、白が全ての色を反射してしまうからだそうです。
「魔法の定規」は、色を使って光の波長をコントロールしてくれます。どの色が疲れやすいかは人によって違うし、その日によっても違うようですね。だから５色セットです。
こちらのネットショップで購入できます。
それと、白と黒の文字のコントラストがきつくて目が疲れるという子もいます。
プリントやドリルは、ほとんど白と黒のコントラストです。これは疲れますよね。白い紙をやめて、クリーム色などの上質紙にコピーしてみてください。目の疲れが緩和されると思います。人によってはクリーム色でなくて、ブルーやグリーンなどが目が疲れない場合もあるようです。
これは、トビラコがお世話になっている放課後デイで実践していました。で、やはり疲れ方が全然違うとか。クリーム色でコピーして使えるように、学校でも配慮してもらっているそうです。これも「合理的配慮」のひとつです。
ほんとうは、どちらの色も用意していただいて、好きな方を使うようにしていただくほうがいいのではないかとは思います。いちいち「合理的配慮」という言葉を使わずに、「私、クリーム色が見やすいからこっちね」というように、使いやすい方を選ぶのがあたりまえになるといいですよね。
トビラコ店主より
ーーーーーーーーーーーーーーー
小学館の子育てサイトHugKum（はぐくむ）に、月1回の連載をしています。
ーーーーーーーーーーーーーー
ウェブサイト以外でも発信しています。
Facebookはこちらから（日々、なんか発信しています）
LINE@はこちらから。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【香りお試し便のお知らせ】
tobiracoでは、発達障害の子のための「補完医療」として療育アロマを発売しています。
tobiracoの療育アロマって、どんな香りなの？
という方のためには「香りお試し便」（費用は切手代のみ）をお届けしています。
「香りお試し便」は、
専用の厚紙のスティック（試香紙）に「おだやか」と「きりり」の香りを染み込ませてお届けします。
ご希望の方は、返信用の封筒に82円切手を貼ってトビラコ宛にお送りください。
＜返信用の封筒にお書きにいただくこと＞
１）お届け先のご住所２）郵便番号３）お名前
82円切手が貼られていない場合は、お送りできませんのでご注意ください。
＜宛先＞
〒 145-0065
東京都大田区東雪谷1-12-1
Maison15 203
株式会社 tobiraco「香りお試し便」係
お申し込みいただいてから、ほぼ１週間以内にお届けできるようにいたします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
トビラコが編集した本
『発達障害の子のためのすごい道具』（小学館）
『発達障害 あんしん子育てガイド』（小学館）
ーーーーーーーーーーーーーーー