お知らせ一覧

2019.08.05

トビラコへようこそ!
 
〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
 
 

親の会の役割というのは、いろいろあります。
 
同じ悩みを持つ親同士の情報交換の場であったり、専門家を招いての勉強会の場であったり。あるいは、発信の役割を果たしていたり。
 
勉強している親は、すごく勉強していて、専門書が本棚の1本では間に合わないほど。さらに、それでは足りなくて支援士の資格をとったり、心理関係の資格をとったり。〇〇研究会に所属して学校の先生が舌を巻くほどの専門知識を仕入れたり。それを親の会にフィードバックして、情報を共有する。
 
親の会が発足した当初、発達障害に関しては、情報が少なかったこともあり、親たちは必死で勉強せざるを得なかったんですよね。
 
親の会のもうひとつの役割として「愚痴を言い合う、聞き合う」というのものがあると思うのです。定型発達の子の親には絶対にわからないであろう、この気持ち。誰かに聞いてほしい。聞いてくれるだけでいい。アドバイスなんていらないから。
 
そんな時、ありませんか。夫や義理親、実親の無理解。担任の心ない言葉。。。
 
アドバイスなんていらないと書きましたけど、ちょっと撤回。愚痴を聞いた人がアドバイスをしてくれることもあるかもしれませんね。
 
「私もそうだったけどね」という前置きから始まるアドバイスです。そういうアドバイスなら、あ、自分だけじゃなかったと思えます。
 
たくさん勉強して、キラキラ輝いて見えるお母さんたちも、昔の話を聞いてみると暗黒時代を通過しているんですよね。
 
ほとんど虐待じゃないかと思えるほど、子供を追い詰めてしまったり。夫との凄まじいバトルがあったり。モンスターぺやレント(本人談)になったり。
 
ま、だからこそ、勉強して子供を理解したり、パートナーに理解を求めたり(実はこれが一番難しいという人もいます)したわけです。
 
ただ、暗黒時代というのは人はあまり語りたくないし、語らないので、勉強しているお母さんがキラキラしているように見えてしまうんです。

 
時々、「障害のある子のお母さんの方が、元気だよね」と能天気なことをいう男性(たとえば、トビラコ店主が以前、所属していた編集部の編集長)がいます。
 
そういう話が伝わると、「元気じゃない自分」「前向きになれない自分」を責めてしまう人が出てきます。
 
元気でもなく、前向きにもなれなかった暗黒時代を、大抵のお母さんは通過していますから、自分を責めることはありません。
 
あとになって、あの頃はトンネルの中にいたんだとわかるようになります。

 
 
 
 

トビラコ店主より

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