トビラコへようこそ！
〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
かくれんぼで、みんながかくれているのに、ひとりだけかくれない子がいました。
目をぎゅっと閉じたまま立っています。
「かくれないと、見つかるよ」と言うと、その子は目を閉じたままこう言いました。
「見えないから、みつからないよ」
発達障害、知的障害のある弟、4歳ごろの話です。自分には全くない発想に衝撃を受けました。もっとも母に話すと、「やっぱり、あの頃から（知能が）遅れていたね」と言うのみで、斬新な発想とは受け止めてもらえませんでした。
「人からどう見えているか」という視点がないと、自分が見ている景色と同じ景色が人の目にも映っていると思ってしまいます。
11月に発売予定の「きもち・つたえる・ボード」は、コミュニケーションゲームで答えを聴いた感想を話し手に見せるボードです。
ボードには、「いいね！」「なるほど〜」、「きになる」「そうなんだね」などの言葉が表と裏に書かれています。
話を聞き終わった後に、このボードを出すわけですが、考案した佐藤義竹先生（筑波大学附属大塚特別支援学校教諭）は、ボードにちょっとした工夫をしました。
表と裏で違う言葉にしています。相手の視点に立ってボードを見せることができるようになるためです。
たとえば、相手に「いいね！」と伝えたいとします。「いいね！」と書かれたボードの反対面は「なるほど〜」です。自分が「いいね！」と思ったからといって、自分に見えている面を「いいね！」にしてしまうと、相手には「いいね！」は伝わらず、「なるほど〜」の面を見せることになります。
相手にどう見えているかを意識する。これもボードの教材としての狙いです。この狙い、意外と伝わりにくいかもと思って解説しました。が、伝わったでしょうか？
佐藤先生考案の「きもち・つたえる・ボード」は、ただいまクラウドファンディングで予約受付中です。送料無料になるほどちょっとおトクです。
お知らせにもありますが、詳しくはこちらからどうぞ。
トビラコ店主より
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小学館の子育てサイトHugKum（はぐくむ）に、月1回の連載をしています。
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【香りお試し便のお知らせ】
tobiracoでは、発達障害の子のための「補完医療」として療育アロマを発売しています。
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という方のためには「香りお試し便」（費用は切手代のみ）をお届けしています。
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専用の厚紙のスティック（試香紙）に「おだやか」と「きりり」の香りを染み込ませてお届けします。
ご希望の方は、返信用の封筒に82円切手を貼ってトビラコ宛にお送りください。
＜返信用の封筒にお書きにいただくこと＞
１）お届け先のご住所２）郵便番号３）お名前
82円切手が貼られていない場合は、お送りできませんのでご注意ください。
＜宛先＞
〒 145-0065
東京都大田区東雪谷1-12-1
Maison15 203
株式会社 tobiraco「香りお試し便」係
お申し込みいただいてから、ほぼ１週間以内にお届けできるようにいたします。
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トビラコが編集した本
『発達障害の子のためのすごい道具』（小学館）
『発達障害 あんしん子育てガイド』（小学館）
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