トビラコへようこそ!
〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
「自閉症の人たちのための防災ハンドブック」(社団法人 日本自閉症協会)が、SNSで話題になっています。今回の台風を受けてのことですが、奥付を見ると平成20年発行でした。支援者と保護者と両方に向けて書かれています。
基本的なところは変わらないとは思いますが、「わが子の場合」を想定しながらお読みになるといいと思います。
大きな災害にあったときに頼りになるのは、やはり近所の人です。地域の力なんですよね。ハンドブックを読むと民生委員など地域の支援者に向けたアドアイスとして「個人情報と生命とどっちが大事ですか?」と聞きましょう、と掲載されていました。
災害時、地域で支援したくても「個人情報」の壁に阻まれている様子が伺えます。
普段から、子どものことを近所の人に知ってもらっていると、いざという時に力になってもらえる可能性はかなり高いと思います。自分から個人情報を開示していくつもりで、知ってほしい特性を話しておくといいんじゃないでしょうか。
「赤ちゃんの泣き声が苦手なんです」とか
「同じことを何度も確認しないと落ち着かないんです」とか。世間話のついでという感じで。
発達障害を理解してもらういい機会にもなります。自閉症という言葉は知っていても、どう接していいのかわからない人がほとんどですからね。
近所に決まった時刻に外で奇声をあげる(たぶん)中学生か高校生ぐらいの年齢の子がいました。その時刻が午後4時なので、あ、学校が終わって家に帰る途中なんだなということがわかります。家に帰るのがうれしいのかもしれません。あるいは、別の理由で奇声をあげているのかもしれません。
トビラコ店主は、昔から奇声をあげる子や人を見ているので、なんとも思わないのですが、奇声になれていないと奇妙に感じるかもしれませんね。
その家のお母さんが、奇声をあげる理由をちょこっと近所の人に話しているといいなと、人ごとながら思います。
追記:ハンドブックには出ていなかったのですが、子どもの写真を何枚か携帯しているといいという話を、東日本大震災にあったお母さんに聞きました。避難所ではぐれたときに、周りの人に写真を渡して、一緒に探してもらえます。
トビラコ店主より
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