トビラコへようこそ!
〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
「間接支援」というのは専門用語として使われているのですが、これ、知らず知らずにしていることかもしれません。
定義を調べてみたら、いろんな人がいろんなことをおっしゃっていました。
その中のいくつかで、これはというものをご紹介しますね。
1)活動の場を整備
2)必要な道具を揃える
3)その子(人)に合わせて環境をととのえる
4)正解に到達するヒントを与えたり、質問したりする
直接なにかを教えたりするのではなくて、その子が自分から動けるようにすることが「間接支援」なんですね、きっと。
室内にいろいろな掲示物があって落ち着かないという生徒のために、教室の色をベージュとグリーンだけにして、黒板のまわりにはいっさいの掲示物を貼らないという先生がいました。これは、1)や3)にあたる間接支援ですね。
2)の道具というのは、それこそ「絵カード」から「タイマー」からいろいろあります。
子どもの不明瞭な発音を、あえて指摘しないという先生もいます。たとえば、
子「がっこう、おやふみ」
先生「がっこう、おやすみだよね」
と、正しいい言い方で繰り返す、というように。
これは4)かもしれません。
「おやふみ、じゃないよ、おやすみだよ。はい、言ってごらん」となると
子どもは萎縮してしまうかもしれません。指摘されるのがイヤでしゃべらなくなるかもしれません。
自分がモデルを示すというのも間接支援なんですよね。
支援された側は、それと気づかない。あるいは、ずっと後になって気づく、というのが間接支援なのかもしれません。
介護の現場だと、介護している人へのねぎらいは間接支援だそうです。先生が保護者をねぎらったり、保護者を支援するのは、子どもへの間接支援ということになるんだと思います。保護者に安心してもらうことで、子どもへの支援にもつながりますからね。
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トビラコ店主より
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