お知らせ一覧

2020.01.12

トビラコへようこそ!

〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜

 

保育園内の音を数値にすると80〜85dB(デシベル)で、工場なら耳栓をするレベルだそうです。聴覚過敏の子には耐えられません。あるいはじっと耐えているのかも。脳は相当疲れているはずです。
 
小学校もかなり高いデシベルだそうです。特に開放的なつくりの校舎はそう。音が反響しやすいんですよね。トビラコ店主も、編集者時代にある地方の開放的な校舎に取材に行ったことがありましたが、「隣の教室で合唱なんかやっていると、うるさくて、子どもが授業に集中できないことがある」と先生がぼやいていましたね。
 
体育館も、音が反響するので聴覚過敏の子は苦手なことが多いようです。体育館に入りたくても入れないという場合、間違いなく聴覚過敏。イヤーマフやノイズキャンセラーをするようにすすめてください。人の中に入れないコミュニケーションの問題ではなくて、音の問題ということがあるのに、コミュ障みたいに思われてしまって、どんどん支援が違うほういってしまわないか心配です。
 
音は目に見えません。でも、音も環境です。「音環境」という言葉できっちりと認識したほうがいいですね。
 
と、偉そうに言っておりますが、「音環境」ということを知ったのはつい昨日です。
 
明治大学理工学部 建築環境計画研究室の先生と生徒から学ぶ機会を得ました。
 
吸音素材を使った箱(そこに頭だけ入れる)、吸音素材にもなるオーガンジーを使った天蓋付きカーテン(空気穴のような穴がポツポツと開けられていた)など、いくつか試作品があり、試してみました。
 
どれが自分に合うかは人それぞれですが、一番落ち着いたのは、ソファの上に天蓋付きカーテンをセットしたものでした。その中に入ると音の聞こえ方がソフトになります。目からの情報がなくなるので、読書したら集中できるように思いました。
 
天蓋付きカーテンというのは、ちょうど蚊帳(かや)のようなものです。で、勉強会に参加していた年配の女性は蚊帳の中だとぐっすり眠ることができるとおっしゃっていました。音もある程度遮断するんでしょうかね。
 
商品化にはまだまだ道のりはありますが、「音環境」というものを家庭でも少し意識してみてはいかがでしょうか。
 
たとえば、手軽にできるものとしてオーガンジーの即席カーテン。部屋の隅に突っ張り棒にわたして、そこにオーガンジーの布をかけて仕切ると音がソフトになって落ち着くスペースのできあがり。食器のガチャガチャ音や紙をめくる音、人の気配などが気にならなくなるそうです。
 
また、机の後ろにパーテションに吸音素材入りの布を貼り付けるなどすると、音が気にならなるなるそうです。
 
 
 

トビラコ店主より

ーーーーーーーーーーーーーーー

小学館の子育てサイトHugKum(はぐくむ)に記事を書いていました。
ーーーーーーーーーーーーーー

ウェブサイト以外でも発信しています。

Facebookはこちらから(日々、なんか発信しています)

LINE@はこちらから。イベントのお知らせなどもしております。

友だち追加

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【香りお試し便のお知らせ】
tobiracoでは、発達障害の子のための「補完医療」として療育アロマを発売しています。

発達障害の子のための精油

tobiracoの療育アロマって、どんな香りなの?
という方のためには「香りお試し便」(費用は切手代のみ)をお届けしています。

「香りお試し便」は、
専用の厚紙のスティック(試香紙)に「おだやか」と「きりり」の香りを染み込ませてお届けします。

ご希望の方は、返信用の封筒に84円切手を貼ってトビラコ宛にお送りください。

<返信用の封筒にお書きにいただくこと>
1)お届け先のご住所2)郵便番号3)お名前
84円切手が貼られていない場合は、お送りできませんのでご注意ください。

<宛先>
〒 145-0065
東京都大田区東雪谷1-12-1
Maison15 203
株式会社 tobiraco「香りお試し便」係

お申し込みいただいてから、ほぼ1週間以内にお届けできるようにいたします。

発達障害の子のための精油

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

トビラコが編集した本

発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)

発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー