トビラコへようこそ!
〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
夕方のスーパーで小さな女の子が床に腹ばいになって泣き叫んでいました。
お姉ちゃんの手を引いたお母さん、お疲れ様です。これから夕食の支度ですよね。泣きたいのはこっちですよね。
こういう場合、どうしたらいいのか。元子育て雑誌編集者としていろいろな先生に聞いたことがあります。共通しているのは、「放っておく」です。「泣くと言うことを聞いてくれる」と学習してしまうからだそうですが。
とはいえ、まわりの目もあるし、「放っておく」というのはなかなか勇気がいることだと思います。
でも、そのお母さんは「放っておく」という選択でした。感心したのは、「放っておき方」です。冷たく突き放すというのでもないし、大きな声で怒るというのでもないし。泣いている子が、お母さんについてきたくなるような離れ方なんですよね。
「帰るよ」と静かに言ってお母さんが静かに離れていくと、泣いてもムダと悟った女の子は立ち上がってお母さんについて行きました。
子どもによっては、きっちり突き放した方がいい場合もあるでしょう。この方法が絶対というものはないのだと思います。
子育て本のようにはいきません。わが子の専門家はお母さんです。いわく言いがたい距離のとり方は、子育て本には出ていなくて、毎日暮らしていく中でわかるものです。本の通りにいかなくてあたりまえです。
買い物に出かける前に、「今日は何買わないよ」と約束させて、約束が守れたら褒めるといい。こんなアドバイスする先生もいましたね。たしかに、自分の気持ちを抑えることができたら、それは立派です。
でも、その約束が守れないことだってあります。大人だって、ダイエット中だからチョコレートは食べないと決めても、つい食べてしまうでしょ。だから、買ってと泣き叫ぶことに対して、心のどこかで(その気持ちもわかるけど)と受け止めながらも、買わないという選択がいいのかなと思ったりします。ま、「泣く子と地頭(税金を取り立てる役人)には勝てぬ」と昔から言いますから、この問題、昔の人も手を焼いていたということです。
トビラコ店主より
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小学館の子育てサイトHugKum(はぐくむ)に記事を書いていました。
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