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2020.03.23

トビラコへようこそ!

〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
 

なわとびが苦手で学校に行きたくない、という子がいます。なわとびが原因で一時的に不登校になった、という話も聞いたことがあります。
 
手首を回しながらジャンプするなわとびは、別々の動きを同時に進行させる「協調運動」です。この「協調」が苦手で、なわとびがうまく跳べない場合が多いんだそうです。「協調」の前に、まずは単独での運動の練習を。ということで、安部博志先生が、筑波大学附属大塚特別支援学校の教諭時代に考案した方法と道具をご紹介します。
 
手首の運動。なわとびが苦手な子は、手首だけ回すことができず腕も一緒に回してしまうので、うまくいかないそうです。なので、手首をくるくる回す運動をします。
 
写真は、ゴム球にキリで穴を開けて、30センチくらいに切ったなわとびを結びつけたもの。これをくるくる回して手首を動かします。
 

特別支援教育 発達に遅れや偏りのある子どもの本当の気持ち』(安部博志著 学事出版)より
 
手作りしなくても、エアーなわとびとを使ってもよし。
 

 
この球つきのなわを両手にぶら下げた状態で、後ろから子どもの手にそっと手を添えて「せーの!」と声をかけて、左右同時に手首を回す感覚を体で覚えられるようにします。
うまくできたら「そう、その調子」と褒めることも忘れずに。
 
次に跳ぶタイミングをつかむ練習。手首が下になった状態で跳べるようにします。写真は、木の棒に縄を結びつけたもの。これで、ゆっくりと跳んでみます。
 

 
ゴムホースでもできます。1回は必ず跳べます。3回跳べるようになったら、普通のなわとびでも1回は必ず跳べるようになるそうです。スローモーションで跳ぶ、ということこがポイント。
 

『特別支援教育 発達に遅れや偏りのある子どもの本当の気持ち』(安部博志著 学事出版)より
 
この方法で、安部先生はなわとびが苦手な子を跳べるようにしたそうです。よかったら、お試しください。
 

 
 
 

トビラコ店主

 
 

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