トビラコへようこそ!
〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
これは、ある人の読書遍歴です。最後の1冊がヒントになるかも。
【就学前】
『きかんしゃ やえもん』(阿川弘之文 岡部冬彦絵 岩波書店)
「おさるのジョージ シリーズ」マーガレット・レイ ハンス・アウグスト レイ著
【小学校〜中学校時代】
『十五少年漂流記』(ジュール・ヴェルヌ著 波多野完治訳)
『宝島』(スティーヴンスン作 海保眞夫訳 岩波書店)
『三国志』(吉川英治著 講談社)
【高校時代】
『宇宙からの帰還』(立花隆著 中公文庫)
雑誌編集者時代、本の特集にご登場いただいた方です。
正解は宇宙飛行士の野口聡一さんです。
JAXA(ジャクサ)まで行ってテレビ電話(当時の言い方)でお聞きしたのでした。
『宇宙からの帰還』は、野口さんが宇宙に興味を持っていることを知っていたお母さんが、たまたまラジオでこの本のことを聞いて買ってきてくれたそうです。
ちょうど進路を考える時期だった野口さん。『宇宙からの帰還』に出会い、急に宇宙を身近に感じ宇宙飛行士への道を目指すようになったそうです。何がきっかけになるかわからないものですね。
昔、編集していた雑誌を整理していたら出てきたので、ご紹介しました。野口さんは大人になってからは村上春樹も好きだとか。小さい時から変わらず好きなのは宮沢賢治。宇宙へ飛び立つにあたり、石巻市の宮沢賢治記念館から「銀河鉄道の夜」の原稿のレプリカを借りて持参したそうです。
そういえば、JAXAに行くのに、迷子になってちょっと遅刻してしまったことを思い出しました。忙しい宇宙飛行士を待たせては大変と汗だくになって走って、取材させていただく部屋に近づくと、廊下まで広報の人が出ていらして「こちら、こちら」と手をぶんぶん回してました。
部屋に入ると大きなスクリーンに紺のポロシャツを着た野口さんがニコニコ笑って写っていました。遅刻の非礼を詫びると「わかりにくい場所だったでしょ」と応じてくださり、大変に恐縮したのを覚えています。
お話を聞きながらも、器の大きさ、終始おだやかであたたかな語り口に、やはり宇宙飛行士になるくらいの人は人間のできが違うなあとも思いました。
野口さんは、勉強よりも読書や、興味関心のあることを掘り下げるのがいいんだということを繰り返し話していましたね。宇宙に関心のあった野口さんの口から聞くと説得力があります。
トビラコ店主
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