トビラコへようこそ!
〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
休みが長いと、子どもの生活態度が気になることがあります。
見ると、どうしても注意したくなってしまう。手を出したくなってしまう。で、親も子もストレスがたまってしまう。ストレスがたまると、さらに文句を言いたくなる。このような悪循環を断つためにどうしたらいいのでしょうか。
昨日、取材した佐藤義竹先生(筑波大学附属大塚特別支援学校)のお話にヒントがありました。家庭で取り入れることができそうなものをご紹介します。
(なお、取材は3人、教室の窓全部開け放ち、2メートル離れてマスクをして話を聞くという異様な状態ではありましたが)
親が小言を言わなくてもすむための「視覚支援」です。視覚支援とは、「見てわかるようにする」ということ。佐藤先生のおすすめは、子どもが自分からできるようになるシールです。
玄関で「靴、そろえなさい!」と言わなくてすむシール。
「学研ステイフル OURHOME おかたづけ育 靴おきマーク 」
「学研ステイフル OURHOME みじたくシール」
そういえば、やることを書き出して、冷蔵庫に貼っておき、子どもがチェックするのを習慣にしている家庭をみたことがあります。ま、親が家にいないことが多かったので、そうせざるを得なかったという事情もあったのですが。
で、ここからが大事なんですが、「言わなくてすむ」→「言われなくてもやる」に徐々に移行していくようにするといいですよ、と佐藤先生。
たとえば、靴を脱ぐ場所に貼るシール。色をだんだんと薄いものにしてゆき、最後はシールがなくても、そこに靴を脱ぐことができるようにする。「言われなくても、自分でそこに靴を脱ぐ」への以降です。
佐藤先生は、何より親のストレスが少なくなるということをおっしゃっていました。ご自身、二人の小さなお子さんの父親でもあるのでよくわかるんだと思います。
視覚支援は、最終的には支援をなくすこと。「言われなくてもできる」ことが自立につながります(佐藤先生談)。
この逆は、「言われるとやる」「言われないとやらない」になってしまいますよね。
トビラコ店主
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