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〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
服装に無頓着といったときに、ふた通りの意味があるように思います。
おしゃれには、まったく興味関心がない「おしゃれ無頓着派」。
服装を整えることに関心のない「整え無頓着派」。
「整え無頓着派」の場合、だらしなく見えたりするので、ちょっと注意したほうがいいかもしれません。
先日伺った筑波大学附属大塚特別支援学校の更衣室に貼られていた服装チェックポイントのイラスト(写真)は、なるほどと思えるポイントがいくつも描かれていました。
「ちゃんとしなさい」「だらしなく見えるよ」と注意されても、どこをどうしていいのかわからない子に見える化」は有効です。家庭なら、整った服装を写真に撮って、チェックポイントを書き出して「見える化」してもいいかもしれませんよね。
ところで、なぜ、だらしなく見える服装ではダメなのかという説明は難しいなとも思います。誰に迷惑をかけているというわけでもありません。でも、服装が着る人をあらわしていることは確かです。
女の子の場合、スカートがめくれていたり、制服のリボンがきちんと結べていなかったり、ブラウスのボタンを留めていなかったりすると、悪い人に狙われやすいんですよね。
男子の場合でも、悪い人を呼び寄せてしまうかもしれません。
これは人づてに聞いた話ですが、乙武洋匡さんのお母さんは、息子さんの服装には大変に気を使っていたそうです。確かに乙武さんはおしゃれで、好感度も服装によるところも大きいように思います。
理屈ではないんです。感じのいい服装というは、好感をもたれます。社会に出た時に少なくとも人から距離を置かれるような服装はしてほしくないですよね。ちょっと、例はよくないかもしれませんが、人前で鼻くそをほじくっても誰にも迷惑はかけていないかもしれません。でも奇異な目で見られるし、「それは人前でしないもの」とは誰も教えてくれません。「人前では、ダメだよ」ということは教えてあげられるのは家族だけです。心ある特別支援の先生は、じつはこうしたこともそっと教えています。社会に出た時のことを想定しているからです。
服装も、ちょっとそれに近いところがあるのかなあと思います。人目を気にしすぎるのも、気にしなさすぎるのもよくないんですが、このあたりの塩梅は難しいですよね。難しいだけに、身近にいる人間が具体的に教える必要があると思います。
トビラコ店主
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