トビラコへようこそ!
〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
よこはま発達相談室は、質のいい療育、相談を行なっていることで知られています。相談も半年とか1年待ちとか(2年だったかも)聞いたことがあります。人気がありすぎて、先生方の話を聞くことがなかなかできません。
ところが、この時期、自閉症スペクトラム児者やその家族の方へのアドバイスやメッセージを動画で聞くことができます。
よろしかったら、ぜひご覧ください。コロナ禍が終わっても役立つ話があります。
よこはま発達相談室企画:新型コロナウイルス感染拡大による自閉症スペクトラム児者への影響と取り組みです。
50分近くありますが、時間がとれないという方のためにメモ書きになりますが、かいつまんで、以下にご紹介します。
◉見通しが持てないと落ち着かない子(人)のために
●1日の流れがわからないと落ち着かない場合
ご飯食べ終わったら、ドリル1ページなど、午前中、午後のざっくりとした予定でいいので立てる。
●綿密な予定がないと落ち着かない場合
1週間くらいの予定を立てる。
●変更の可能性があることも伝える
5月6日から始まるかもしれないけど、始まらないかもしれない。
◉自発的にできるようになるために
●「〇〇しなさい」というのではなく、本人が納得できるように、きっかけを作る。
例)電車に乗れなくなった鉄道好きの子に、鉄道写真の整理を提案するなど。
◉ストレス軽減のために
●家族間の距離を適度に取る。
きょうだいゲンカが多くなることもあるので、物理的に距離をとる工夫を。一緒に過ごさない時間や空間を作る。動線も、ぶつからないように考えること。
●家族別々のことをやる時間とる。
●疲れているお母さんへ
子どもにイライラを感じるのは自然なこと、罪悪感を感じる必要なし。それよりも自分の時間を意識的にとるようにする。コーヒータイムを予定に入れるなど。
◉コロナによる変則的な生活で
●オンラインの方が安定する人もいる
相談室に来るまでが大変という人、学校や会社に行くのがつらいという人にはいいこと。コロナ終息後も、今後、このような多様性が残るといい。
●不安なのは当然。
公的機関などから正確な情報をとること。テレビを観る時間を減らす。同じニュースを何度も見ないようにする。SNSは、ほどほどに。
ざっくりとですが、だいたいこのようなお話です。
この中で、家族間の距離を取るというのは大事だと思いました。1日中家族が同じ空間にいるというのは、かなりストレスを感じるのではないでしょうか。親子で楽しむこと、別々に楽しむことをはっきり分けて、別の時間、空間をもつような工夫はを。長期戦になるかもしれないこの時期、すごく大切ですよね。
トビラコ店主
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小学館の子育てサイトHugKum(はぐくむ)に連載していました。
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