トビラコへようこそ!
〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
家庭学習を親がみるのは、とても大変です。
45分の授業を飽きさせずに進めるために、教師は十分な仕込みをしています。プロだからできるわけで親はそこまでできないし、やる必要はないと思います。
そもそも、子どもの集中時間は低学年ならせいぜい10分程度、5分くらいかもしれません。高学年くらいになると、もう少し集中できるとは思いますが。
とはいえ、休校が長引き、連休明けも休校が延長されるかもしれないというと、勉強面が気になりますよね。
家庭での学習に何をやるかですが、短時間できる基礎学習が向いているのではないかと思います。漢字や計算です。これを5〜10分程度、子どもが飽きる前に終わらせることができる程度の時間ですませてみてはいかがでしょうか。
基礎学習のいいところは、親が見てあげられるし、答え合わせも簡単です。そして何より短時間で終えることができます。というか、短時間で終わらないと子どもが飽きてしまって、親子でバトルが起きる可能性があります。
ただ、ここで注意したいのは、読み書きに困難を抱えているディスレクシアの子の家庭学習です。
『LDの子の読み書き支援がわかる本』(小池敏英監修 講談社)に、紹介されていた「読み書き支援 スマイル式 プレ漢字プリント」は、かなり家庭学習の教材として活用できるのではないかと思いました。「プレ」がついているくらいで、漢字を練習する前に、その子の特性に合わせた漢字の学び方をまず身につけましょうということです。
同書の著者である小池先生の考え方に基づいてNPO法人スマイル・プラネットが開発。スマイル・プラネットは、発達障害、学習障害の子のための学習法や教材を研究開発している組織です。
学年別、特性別、教科書別に選ぶことができて、無料でダウンロードできます。
以下の「はじめに」もぜひお読みください。「学習性無力感」(いくら練習してもできない)を生まないためにのところは、いまの学校の漢字学習の問題点をついています。
認知特性別読み書き支援 スマイル式 プレかんじプリント はじめに
プレ漢字プリントは、次のような特性別になっています。
・ひらがな読みプリントーひらがな単語の読みが苦手
・漢字読みプリントー漢字の入った単語の読みが苦手
・漢字読みプリント(1)ー見て覚えるより、聞いて覚えるほうが得意
・漢字書字プリント1(2)ーくりかえし書いて練習するのが苦手
くりかえし書いて練習するのが苦手
・漢字書字プリント1(3)ー聞いて覚えるより、見て覚える方が得意
・漢字保持プリントー学習した漢字がなかなか定着しない
など、この特性を見ているだけでも、こんなにあるんだなあと別のところで感心してしまいました。お子さんの教科書会社を確かめて、お試しください。目安の時間は最大で5分です。
トビラコ店主
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小学館の子育てサイトHugKum(はぐくむ)に連載していました。
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『発達障害の子のためのすごい道具』(小学館)
『発達障害 あんしん子育てガイド』(小学館)
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