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2020.05.21

トビラコへようこそ!

〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
 

赤ちゃんが、手近にあるものをポンポン投げて遊ぶのは良くあることです。
大人にしてみれば、そろそろ投げるのやめてくれないかなと思ったりします。
 
でも、このポンポン投げは、じつは腕の運動をしているのだと、ある大学の保育科の先生に聞いたことがあります。散らかしているのではなくて、成長するのに必要な運動だったんですね。
 
発達系で、少しもじっとしていなかったり、ぴょんぴょん飛び跳ねたりする子がいます。脳の前庭覚(ぜんていかく)という耳の奥の方の領域が関係しているそうです。前庭覚は体のバランスをとるのに重要な役割があって、うまく働かないと落ち着かなくなるんだそうです。
 
どんな感覚なんでしょうか。言語聴覚士の中川信子さんは著書『保育園・幼稚園のちょっと気になる子』の中で次のように述べています。
 
「もしかしたら、1日中、高層ビルのエレベーターに乗っているときのように、“フワーンとする”“ヒューッと落ちる感じがする”のかもしれません。
だとしたら、飛んだり跳ねたりして、自らイヤな感覚を振り払おうとするでしょうし、情緒的にも不安定になろうというものです」(『保育園・幼稚園のちょっと気になる子』より)

 
このくだりを読んだけで、私もクラクラしてしまいました。書き写しているうちに、フラフラになりそうです。これは、つらい感覚です。振り払いたくなります。
 
チョロチョロ動き回ったり、飛んだり跳ねたりするのにも、ちゃんとわけがあるんですね。そうせずにはいられないということです。
 
で、どうしたらいいのかですが、その子が好む運動をするといいのだそうです。ぐるぐる回る、ぴょんぴょん跳ねるということを、外で一緒にしてみる。その子がしたがる運動というは、その子が必要としている運動ともいえるかもしれませんね。
 
冒頭、保育科の先生の話を聞いてからは、赤ちゃんがものを投げているのをみると、腕の運動をしているという風に見えるようになってきました。
 
 
 
 

トビラコ店主

 
 

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