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〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
料理はできないよりできた方がいいし、できるようにしておくと、それが生活力のひとつになります。今回のような緊急事態にも役立つ技術となりますよね。
手間のかかるものより、3工程くらいでちゃちゃっと作れる料理なら覚えるのもそう難しくありません。
最近、買ってよかったなと思っているのが、『土井善晴の素材のレシピ』です。この本を読む(というより見る)と、土井善晴さんは、今の時代(あるいは、これからの時代)の家庭で作る料理や台所に立つ人のことをすごくわかっていると思いました。
冷蔵庫にあるもので、さて何を作ろうかというのが家庭料理です。短い時間で、手間がかからず、おいしくできるものを。献立から発するのではなく、素材から発する。たとえば、冷蔵庫には半端にあまっているハムがあったり、買うだけは買っておいた油揚げがあったり。さて、これをどう使おうかと頭を悩ませるのが日々の家庭の料理。
たとえば、油揚げの長い方を切って、かき混ぜた納豆を詰めて、フライパンで焼いて、長ネギをのせるとか。納豆の代わりにハムととろけるチーズを入れて焼くとか。こんな簡単な料理が紹介されています。実際に作ってみました。手間がかからずおいしかったです。子どもでも作ることができます。
土井さんクラスなら、凝った料理、おしゃれな料理、見栄えのする料理は星の数ほどレシピを知っているわけですが、あえてそれをせず、料理のハードルをうんと下げてくれました。簡単なだけではなく、経済的。家庭で作る料理本で本当に役立つのは、インスタ映えする料理ではなく、素材から考える一見すると地味な料理です。
できれば、社会に出るまでに、生活技術のひとつとして自分で料理ができるようになっているといいなと思いますね。
この本の扉ページの一部をご紹介します。
忙しくてもお料理するのはよいことです。
忙しくてもお料理すれば、自分らしくいられます。
お料理すると、そこが自分の居場所になるからです。
(中略)
手と心はつながっているからです。
(後略)
と、書かれています。コロナで外出できなかった時、私はいつもよりも熱心に料理をしていたのは、そうか「自分の居場所」がほしかったのだ、と土井善晴さんのまえがきを読んで気づきました。
トビラコ店主
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