トビラコへようこそ!
〜店先で、ちょこっとおしゃべり〜
過集中に陥ってしまうと、気持ちの切り替えがとても難しくなります。
たとえば、ゲームをやめなければならないと思っていても、やめられない。やめられなくて延々と何時間も10時間も続けてしまう。
やめたくてもやめられない状態もまた「過集中」なわけですが、どうやって気持ちを切り替えるかという話を『発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい仕事術』(発達障害サラリーマン借金玉著 KADOKAWA)の著者である借金玉さんが書いていました。
タイマーをセットすることだそうです。30分なら30分と決めてタイマーをセットしておく。タイマーが鳴ったら軽く運動をして気持ちを切り替えたそうです。タイマーはキッチンタイマーのようなシンプルなものがよく、iPhoneのタイマーではダメ。iPhoneだとよけいなものまで見てしまうからだそうです。
う〜ん、このくだりを読んでわかる! でした。私もキッチンタイマーとして、料理しながらiPhoneを使うことがあるのですが、ついでにメールをみてしまって「あ、そうそう返信まだだった」と、余計なことをし始めてしまいます。余談ですが、多機能も考えものですね。便利なようでいて、意外と気が散って時間を無駄に使う場合があります。
借金玉さんは、学校のチャイムは気持ちを切り替えるのに役立っているのではないかと書いています。確かに。45分という長さはともかくとして、チャイムが鳴る→授業が終わる→休憩→チャイムが鳴る→授業が始まる。この繰り返して気持ちを切り替えることができます。でも、チャイムが鳴らずに(鳴らない学校もあるようですが)、いつの間にか休憩に入り、いつの間にか授業が始まるという状態だと、なんだか気持ちが切り替わらないかもしれません。
タイマーを使うときの留意点として、いきなりタイマーが鳴るのが苦手な子の場合は、「あと5分」、「あと3分」という予告をしてあげるといいそうです。心の準備もないままにいきなり鳴るとそれだけでパニックになることもあると、特別支援学校の先生に聞いたことがあります。
これまた余談ですが、香りも気分の切り替えに役立ちます。「アロマナチュラルスプレー きりり」を朝起きたときや、登校前に目の前でシュッとひと吹きしているご家庭もあります。
トビラコ店主
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小学館の子育てサイトHugKum(はぐくむ)に連載していました。
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